シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



現場速報-10Z邸11日目午前、現場チェック


主な登場人物
  • 10zさん:空前絶後の熱烈なシーダ・バーンのファンかつお施主様。いわばこの速報の大元の製作者。豪放かつ繊細なキャラで、時に出演もするわけだ。


阪九フェリー7時着岸。740分門司駅前。バスにて現場へ。現場8時着。まず改良鋼管杭頭カット済み確認、これは昨日施工だった。次に南隣境界ブロック積み、これも昨日施工が残るといっていたが、完了確認。敷地全体異常なく、いったん宿舎理栄へ。

事務所メールなど処理。母親棟仏間座敷板見積もり依頼で、畳下地板となっているところ、再考。シーダ・バーンにとって畳はメインではないゆえ、近年板敷きを薦める場合がある。今回も、施主の要望だがそういう考えがわからない人ではない。電話をしてたずねる。「板の注文に当たり、本当に畳でいいでしょうか。幅広の板の間を雇い実でする方法もありますが。京都の本願寺や知恩院など行っても幅広で厚みのある板敷きで法事を経験した記憶あります」「三馬力半のあの床ですよね。母親が希望で当初は3部屋畳だったですよね、それを板の間にしていったけれど」しばし迷って、「やはり板の間にしてください」マナに連絡、大引きレベル変更で大工さんに伝えるとのこと。瓦屋根地元B社見積書についても、マナと連絡。10y邸ではモクセンの注文が2回となっており、そのことで10yさんから質疑。バトと相談、どうやら連絡不十分の結果らしい。照明器具の変更とともに説明メール送る。宿でゆっくりするまもなく、午前終了。