シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



音楽簿1966年4月30日号


やっとRIGHTEOUS BROTHERSがトップに。全米№1と重なったわけだ。ところで最近のHITTABLEのチャートの動きが鈍いような・・。66年は豊作で今も私の好みが変わっていないならもう少しワクワクしてもいいかなとも思う。当時とは評価が変わった曲があるらしい。今日は意外とチャートでふるわない曲見っけ・・としよう。3月26日全米№3だったBEATLESの「ひとりぼっちのあいつ」は34,24,18,24位で低迷。今週№1のYOUNG RASCALS 「グッド・ラヴィン」は上昇中ながら47,31,27位。「夢カリ」に続く「マンデー・マンデー」も今週全米3位ながら、こちらは37,33位と出だしが鈍い。イントロ勝負の曲だけに意外。LOVING SPOONFULも「素敵なあの娘」に続く「デイドリーム」は4月9日から2週連続2位だったのに、43,40,32,35位と絶望的。今週10位上昇中のHERMAN’S HERMITSの新曲も39,38位と振るわない。ざっとみるとどの曲にも共通点があるのだろう。そんな中3週目「スループ・ジョン B」の13位から5位躍進が嬉しいのだ。




廻日録 4月7日




2012

12x邸 ベースコン打ち
土曜日晴れ。明日の目的地の宿探しに手間取ったが、手前駅にあるホテルに予約完了。パグホテル朝食バイキング済ませて、7時50分発8時10分12x邸現場着。相変わらず肌寒いが桜は満開の花見日和。ダンが既に入場。遅れて9時前アッシ。残りの配筋、主に腹筋と型枠固め、など最終工程。捨コンの不陸と鉄筋のフックの曲がり具合で150高さのベースでは不安。コンクリート発注を0.5㎥増やして180高さとする。ところが不陸の調整もあって、レベル出しの磁石の幅分15ミリを付け替えて165高さとする。昨日相談した吹き抜けの太鼓梁を杉から松へ変更。12x様にメール報告とともに昨日の古畳の件再度お願いすると、午後からいらっしゃるというご返事。その午後ポンプ車を待機させて生コン車登場。アッシがコテ、ダンがヴァイブ。若いポンプ員と3人で無事打ち終わり。最初2.5㎥、2号車2㎥できっちり過不足なし。最後のアッシの判断が正しかった。アッシを残して退場の後、12xご一家登場。たい焼きの差し入れ。古畳、柱巻タイルの件など打ち合わせして帰路。
古風なインテリアのザタホテル
といっても、駅前にプロシード預けて、電車、電車で明日の打ち合わせ近隣都市で一泊の企画。普通電車の車中、パソコンで12x邸詳細をバトと打ち合わせ。宿は目的地手前の大都市で降りると、競争原理が働くのか、朝食がついても値段が安く泊まれる。駅から10分弱歩いて辿り着いたこじんまりとしたザキホテル。照明飾りが和やかに迎えてくれる好印象の予感は、おばさん1人でそつなく受け付け。上下足方式で客室に入る。エアコンやユニットバスも古風でゆったりとしたスケール感が悪くない。夕刻ブログ等。

廻日録 4月6日




2012

12x邸配筋
金曜日晴れ。オハ旅館、今回は朝食付きプランだが客人は私の他1人。総じてこういう旅館でも朝夕食を頼む人が少ないように思う。7時50分発プロシードで8時10分12x邸着。風は冷たいが晴れて桜も8分咲き。ウグイスがよく鳴く。アッシとダンで昨日からのベース配筋。フック部分がかぶり取れていない。特殊バールで曲げ込めばいいとアッシは余裕。昨日は曲げ加工で一杯だったが、今日は順調に配筋が進む。11y邸詰めのバトから塀のジドがアンカーボルトを生けこむので位置を決めたいという。それには門の位置が決まらないと、ということでガレージ廻りのスケッチを猛然と描き始める。大体の希望寸法を入れてみて写真を撮ってバトに添付メール。これで必要なところを実測してもらう。ようやく春めいて、シニアや園児が、プロシードの前を花見に行き来する。近所の2歳児ルモちゃんもおばあちゃんに連れられて、プロシードを見るや駆け寄ってくる。荷台に乗ってしばしにんまり。もうすぐしゃべれる年頃だから、いろんな言葉をかけておく。午後から立ち上がり配筋へ。12y邸の見上げ図の最終をスケッチブックにまとめていく。現在はチアが申請関係で苦労しているそうだが、この仕事は別世界のもので、なかなか入れるものではない。バトからガレージの実測値が来て、ほぼ狙い通りの寸法となる。柱は杉丸太がいい。原木の。15時12x奥様とお子様が差し入れに来てくださった。コンパクトな箱入りのカツサンド。職人さんにもたくさんいただく。こちらからは古畳寸法をお願いする。ほぼ立ち上がり配筋終了。あとは腹筋とポーチ配筋のみ。17時過ぎ帰路。パグホテル泊。

廻日録 4月5日 清明の候




2012

12x邸現場での鉄筋曲げ加工
木曜日晴れ。8時半番頭の実家から車に便乗して出発。途中墓参りしてリハビリの病院へ。その最寄駅で降りる。電車乗継で10時過ぎ着。駅前のプロシードにて12x邸現場10時20分。ちょうどベース型枠終了して、鉄筋曲げ加工に。主にアッシが鉄筋の切断でダンが曲げ係り。ところで12x邸の現地大工さんが集まらない。シム大工に上棟後の造作工事の居残りにも長期間は無理だろう。地元からあと60人工ほどの手が必要。アッシにも相談するが、ここらあたりは近年ノミ、カンナを扱える大工がいないそうだ。いれば宮大工や田舎大工で3,4人で請け負っている風。普通がいないのだ。背面カウンター廻り修正スケッチ。足場見積の修正を連絡する。結局予算内におさまっている。風が相当強いが陽射し、気温は暖か。現場で鉄筋加工というのも久しぶり。一列配筋終了のみ。予定より1日多くかかりそうだが、請負ならしょうがない。アッシは18時まで仕事して退場。帰路、19時前オハ旅館泊。駐車場横には見覚えあるシート柄。懐かしい旧アルトとツーショット。バトは09x邸のガレージ門レールの改修でシゥー組2人と。

廻日録 4月4日




2012

12x邸 基礎ベース型枠
水曜日晴れ。昨夜の連絡で、今日番頭の母が骨折手術からの退院ということで、こちら方面に来ることになった。朝からシム大工に電話して建前の人数などを確認。6人予定で、建前が終わっても、2週間ほどは2人残るという算段。ここ数日、実際に泊まってみて大工宿泊をどこにするか迷っていた。当初は民芸調の宿にとかなり傾いていたが、建前時は昨晩から世話になった駅前のリド旅館に泊まり、晩飯は隣のリストランテで割安の食事を用意してもらう。朝は宿の主人の手料理。といっても何もないのだが、せめて卵豆腐は生卵で構わないからと願い出た。宿を出るとき、初めてありがとうございましたを言われた。その数秒後、隣のシェフに出くわす。仕入れをして帰ってきたようだ。2日間食事を快諾してくれた。これも嵐の縁か。その他は朝食バイキングで宿代も激安のパグホテルに決まり。こういった大工への気遣いも施工管理の面白さかな。8時半12x邸現場着。今日はアッシとダンの2人でベース墨出し午前中。午後から型枠セット14時半早退。プロシードを駅前の24時間限度パークに止めて、義母の家に電車。17時過ぎ到着。思ったより元気で一安心。番頭にも久しぶりの再会。アヤちゃんは、ねこの病院付属のホテルに3泊となる。11y邸はオリ、クム大工と今日からマジ工業が設備仕込みにつき、バト詰め。昨日の強風で11z邸のシート手直しにタケちゃん。ついでに10ex邸のネジ締まり調整も。

廻日録 4月3日




2012

12x邸 捨てコン打ち
火曜日曇り後暴風雨。7時50分オハ旅館発12x邸現場着。既にアッシ。ついで新参というか助っ人。旧マーチでやって来たルマ、程なくダンの3人でステコン打ち。最近の認識だが、多くの基礎屋が捨てコン打ちに力を入れている。今回のアッシに聞くと、これをしっかりやっておくことが、墨出しや型枠固定に貢献することになる。早さも正確さもね、と言うのである。名前は捨てだが拾いもののような気がしてくる。さて、生コン車は10時過ぎに来場。生コン師とでも呼ばれそうな親方のような年寄。ダンがユンボで受けてルマが猫車で運び、アッシが鏝押さえ、という必勝パターン。ところが、ルマの動きがぎこちないというかモタさん。見かねてユンボから降りたダンが足場板の橋を渡って生コンを落としていく。そしてまたユンボに乗って・・。昼前終了。アンカーボルト等の最終位置を伝えて、暴風対策をして12時過ぎ退場、帰路。今日の宿が決まっていない。ネット探すも決め打ちなく、駅前旅館に電話。今日空いていますか?雨模様で早く仕事終わったので入りたいんですが?今、会議中だから・・。22号室空いているから勝手に入ってください・・だと。昼食惣菜焼きそばを食べて、14時過ぎ駅前旅館(ザメ旅館)。友人ダクさんから屋根材について電話あり。この暴風雨と関係ありや?と恐怖したが単なる葺き替えの相談でホッ。次に遠方の12b様から電話。土地が決まりそうだから一度CBを訪ねたいと仰るが、こちらも遠方。遠方同士で私が土地見にい行きましょう、と話がまとまる。
貸切状態のリストランテ
夕方も過ぎて、防風雨が勢いを増す。そういえば旅館の隣が小しゃれたイタリアン・リストランテだった。こういう日こそ、入ったれ。結局私ともう1人の2人の店内。パスタと魚料理コースはなかなか行ける。ネットでも評判よさそうだ。若い接客係りが今日はあきらめていました。だのに2人も来てくれるなんて、と大喜び。帰り際にはシェフもドア前まで深々とお辞儀の見送り。帰路、といっても30秒で部屋に戻って、番頭と今日の連絡し合う。11z邸のシートも飛びそうになっている。CBの通り土間もびしょぬれ。11y邸はクム、オリ大工がびしょ濡れに なってシート養生。夕刻ブログ。

音楽簿1966年4月23日号




ROLLING STNES首位を死守といったところか。BEATLESとは全く違った曲作りに今でも唸るしかない。20そこそこの若者に何故こんなことが出来たんだろう?「ウィーンのバラ」はサンレモ音楽祭入賞曲だがNEW CHRISTY MINSTRELSという大所帯のフォークグループが取り上げたことからランクインしたもの。このグループのLPを1枚買っているほどのファンだったのだが、今聞いてみると?珍しくそれほどでもない。たぶん邦題が付けられなかった「アイム・ソー・ロンサム、アイ・クッド・クライ」。孤曲と呼ぼう。急上昇曲はもともとカントリー・ウェスタン曲、米国製歌謡曲を66年風にリメイクしたB.J.THOMASという歌手は後のバカラック曲「雨に濡れても」の大ヒットを放つ。「スループ・ジョン・B」に連れだって上昇してきた孤曲「シュア・ゴナ・ミス・ハー」は今でもほのぼのとした性格の、いるとすれば親友のようないい歌だ。ティファナ風トランペットと一聴でわかるTOMMMY TEDESCOのギターフレーズが印象的な、これぞポップスといった佳曲だ。



廻日録 4月2日 玄鳥の候




2012

12x邸基礎底転圧
月曜日晴れ。フェリー以来夜寝が不規則勝ちで、今朝も6時半起き。ネットで空き部屋を待つが昨日のようなラッキーな空き室はない。そこで前からネット検索で覚えていた旅館で予約成立。駅前旅館と郊外ホテルとこの市内旅館を3候補として、これで大工さん宿泊検討を終わるだろう。こんなところで時間がかかって、早朝バイキングは7時半、プロシードにて8時半11y邸現場着。既にアッシとダン工事準備中。今日は掘方の残り。こちらはプロシードを早速仮設ガレージに入れて電源を取って、11y邸、12x邸、12y邸の段取りを番頭と電話連絡。10時まで調整続いて結局、11y邸はタケちゃんに応援大工要請。シム大工には予定通り12x邸を造作までお願いする。番頭は今日は10ex邸の塀に白華現象がきついためシゥー工匠と酸洗い午前中。11y邸は残土を2回処分して、アッシは砂利を昼休み中に入れて戻る。弁当を食べ終わった1時過ぎにすぐ仕事再開。砂利をユンボと猫車で基礎底に撒いてランマー均し。12x邸の階段とパソコン机廻りの意匠をスケッチ。バトに添付メール。捨コンレベル出し鉄筋を植えて明日9時半に備える。と、思ったら何やらごそごそ砕石をスコップで挙げている。地盤が固くて思うようにランマーで地面が下がらないと言う。特に南側が。しかたなく鉄筋に目印ついたところまで砂利を取って再度ランマーがけ。アッシと鉄筋仕様について質疑応答。鉄筋の折り曲げ、その向き、芯ずれ位置など。18時過ぎ帰路。プロシードにてオハ旅館泊。民芸調、しっかりときれいなつくり。明日も延長しようかと申し入れたら一杯ですだと女将さん。人気もあるようだ。トイレ付室6畳で、小さめの風呂が3か所。食事も高め設定だが、安心。11y邸はオリ、クムで浴室仕舞と階段。ワザ板金が奥付終了。

廻日録 4月1日



2012

12x邸近くの街道の長屋門
日曜日晴れ。6時前起床、大工さん用に考えているホテルが予約一杯でとれないが、当日検索で何と1室格安でゲット。7時朝食。生卵の代わりに卵豆腐。海苔と昨日のスパサラダ、モズクにわかめ味噌汁。客はいるが一人朝食。昨晩泊まった他客は家族連れだったよう。主人の話では常連が多いのと、観光課からの紹介とかでネットからの一見は興味なさそう。それにしても、食事テーブルは一台を残して後は雑もの置きとなったまま。10時前まで写真、ブログ。鍵を返して靴を履いても見送る気配なし。いつもの大型激安スーパーで、タータンシャツと靴下、昼惣菜購入。昨日とは打って変わって、初夏。プロシードにて30分、国立の博物館鑑賞。こんなところに何故国立?なのか、と思うほど内容は立派だが、立地とよすぎる天候のせいか入館者は多くない。特にジオラマなど感心する。帰路、今日は無料駐車場付郊外型ホテル(パグホテル)。朝食バイキングという工事屋さん向け。近くのCOOPがあって夜惣菜。昨今の情勢もあって、惣菜とて安心はできないができるだけ外食を避けておきたい。ブログと資料整理。

廻日録 3月31日




2012

12x邸 道路沿い掘削
土曜日、曇り後激しい雨 。7時サパホテルの軽朝食。パンと生野菜、ゆで卵、コーヒーなど。8時前発8時10分12x邸現場着。既にダン到着。8時ジャストだそうで、私を見て早いねぇ。程なくアッシ登場。今日は昼から雨だということで、道路側のガレージ予定地の掘削、砕石を済ますことにする。11y邸は今日もバト詰めでセバ電業が2階配線をする。電話で打ち合わせしていると、ワ~オ!と叫ぶ。激しい風雨で足場が揺れているらしい。シートを取ったほうがいいかも、と言うと雨具の持ち合わせがないと返事。そうじゃなくて大工さんに頼むんだ。こちらは12x様が来場。地盤の様子を見たいと言われて、再度13φのヒートンと3×4センチの杭で確認。地盤の程度を体得。一旦出場されて、戻ってこられ近所の有名店わらびもちを頂く。お昼は近所の大型スーパーで惣菜など。このあたり外食店はないので。午後設備工事のカン来場。マクさんの紹介で、若いが働きそうな親方である。そのマクさんが足場屋さんを連れて再度登場。見積の説明。マクさん帰るころになって雨が降り出し慌てて、チルチン平屋号差し上げる。急に激しい雨で、工事は仮設ガレージ完了で店じまい。5杯目の残土処分に行ったきりのアッシを仮設便所の中でダンが帰りを待って、15時40分退場、帰路。駅前旅館泊。年配の無愛想な主人一人でやっているザメさん。杉厚板のふたを開けてお風呂にゆったり入り、湯上り後は主人の手料理。出来栄えは微妙で、龍神温泉ではないが生卵でも頼みたくなる。ただ、しじみの味噌汁だった。玄関框にスリッパが3足あって、他の客もいるようだが食事は、やはり手料理ではなく周囲の繁華街でとるようだ。夜遅くまで若いひと声とカラオケ歌声がかすかに。部屋は2重扉で意外と静かに休めた。大工さん用でいいかもしれない。

廻日録 3月30日 雷声の候




2012

金曜日曇り。早朝6時前着岸。プロシードにて地道を走る。さすがに渋滞もなく目的地にまっしぐら。といっても現場近くなると道が錯綜してくる。ある程度ネットで道順を覚えておいて、最後は記憶とカンを頼りに。7時20分過ぎ現場到着。納屋組にはメールでお知らせ、無事着きましたと。それから12x様にも現場に入るのでご挨拶の電話。基礎のアッシはまだ車上らしいが、約束通り今日来るということで、現場での建物配置の最終確認。東側は境界から通常の1000。北側は設計通り1050とした。丁張りの前にぶれるのも嫌なので、12x様にも電話で一応伝えておく。そうこうするうち仮設便所屋さん到着。いつものように一人で要領よくセッティングには感心する。入れ替わるようにユンボを積んだ、がっしり安定感のある人が来場。9時過ぎていて、道に迷っちゃったよ・・。ここは関東だ。アッシはもうすぐくるよ、とのことで、段取りよさそうなこの人はダン。やがてアッシ登場。名刺交換。基礎屋さんの親方で、年の頃は私より上かもしれない。まず敷地境界の確認。最近はこの敷地境界でクレームがつくから、きちんと確認して・・と自分でつぶやきながら糸を張る。追い出し方を伝えて、ほぼ直角で敷地に収まりそうだ。普段は納屋組がしているのだが今回は遠方につき、まず地縄張りから始まった次第。その周りに遣り方杭を打っていく。一旦現場を離れ、風邪薬と食料品を買いに走って、そこで昼休み。
12x邸丁張り特殊スケール
午後戻ってみると、見慣れないメジャーを使って直角を出すという。早い話、大きな2等辺三角形をつくる金属メジャー。これで2点、やり方貫に印をつけると、直交方向が決まるという優れもの。トランシットは使わない原始的だが、まったく正確に出るものだろう。14時前12xご主人様ご来場。瓦雪止め有無、リビング窓の位置、タイルのサンプル等打ち合わせ。また道路沿いのガレージ予定地を予め掘削して仮設ガレージとするアッシ案も了解いただく。お茶とコーヒーの差し入れいただく。14時過ぎ、掘方開始。マクさんが来場。今回の設備などの工事業者を紹介してくれた方であり、そもそも12x様からのご紹介でもある。しばし歓談。典型的房州人だそうで気さくな世話好き。年に1回は、こういった地方ごとに味わいのある仕事となっている。お二人出場の後、地盤を確かめるが柔いところはないようだ。そこで、地盤改良の有無をメールで12x様にご連絡する。設計基礎底の地面-40㎝のところで杭、鉄筋で固さを確かめる。地盤調査では-50㎝以下で地耐力が出ている。-75㎝のところでさらに地耐力が増すわけだが、50㎝までの地耐力で構わないとすることに。その場合は、設計基礎底40㎝をランマーで突き固めて50㎝と同等とすることでおさまる。したがって、全体的に地盤改良なしとする。以上、現場で杭や鉄筋を通じての私の感触。17時帰路。初日は様子がわからず無難な市内のサパホテル泊。11y邸はバト詰めで、オリとクム大工、ワザ板金が奥付け作業。

廻日録 3月29日




2012

フェリー搭乗
木曜日晴れ。早朝から遠方現場への準備に追われる。プロシード~フェリー~プロシードの行程は昨年と同じだが、乗り場が違って、結構そこへ行く自体が遠方。念のためネットで所要時間を調べると予想以上に時間がかかることが判明した。朝食抜きで慌てて出発。渋滞もなく途中サービスエリアで休憩後ターミナルへ。順調にいくかと思いきや、需要が少ないルートのせいで標識が十分にない。焦って着いたところは違う乗り場で、海上遠方にそれらしき船が見えるがまったく違う埋立地に来てしまって、それこそ取りつく島がない。慌てて現地の人に聞きもって一旦市内に戻ってようやく到着した。フェリーは船体は大きいのだが物流中心なのか一般客スペースは小さいし、車自体も10台あるなしの程度。食事も昼夜うどんとカレーが出るだけであとは冷凍食自販機。観念して、メゾンのことなどパソコン入力で長旅を紛らわす。

廻日録 3月28日




2012

11y邸板金樋工事
水曜日晴れ。9時過ぎ11yご主人からお電話あって、午後から昨日の時間帯で打ち合わせのご希望。内容は建具図面2,3の相談ということで、板金工事の管理に詰めているバトが対応。遠方現場の用意に追われる先生とは電話連絡することになった。今日は資料整理。午後その11y様とバトが建具中心に打ち合わせ。障子、ガラス等の細かい話は電話連絡で処理しスムーズに進む。17時半過ぎバト帰還。

廻日録 3月27日




2012

11y邸打合せ準備の番頭とバト
火曜日晴れ。午前中、メゾン議事録の修正を番頭と。管理会社から出てきた、たたき台を校正するという、ある意味贅沢な作業である。昼前、早飯、午睡。13時過ぎ、11y様現場へ来られてますとのバトメールに、慌てて番頭とプロシード、13時半11y邸着。造作、タイルなどの打ち合わせ。特にタイルは重宝してきたタイルメーカー倒産もなんのその、在庫活用案採用。モクセンの廃材をプロシードに積み込む。出掛けに、バトからトイレの後ろに案内されて、ここにタンクとポンプありますよ、と言ってくれた。昨日気づいたなら慌てることなかったのに。モクセンをチダ商店へ持って行って廃棄処分。市では昔、燃えるごみで受け付けてくれた。今は受け付け拒否だが、たぶん100キロ以上200キロ未満で、1800円。チダでは目分量で4000円かかった。エコ時代の流れである。夕刻フェリーの予約をチアに依頼するも、今日は受け付け終了。17時過ぎバトが納屋組に戻る。ちょうど居合わせた小若とバトは2回目の交流だが、小若は相変わらず引っ込み、固まっていた。 


廻日録 3月26日 桜始の候




2012

11y邸
今日が最後のモクセン板取付
月曜日晴れ。バトの提言で、11y邸現場は1週間ぶりにハシ&ハム大工が復帰するから早く行って、仕事の段取りを確認くださいと言う。丹人にて8時現場着。既にオリが一人。そうだった、クムは今日お休み。お一人ですか?そうです・・今日お二人は来るってはずですけれど・・。そのお二人しばらくして8時18分入場。遅くなってすいませんと、ハシがやってきて実は今日で終わりにしたいんですが・・?でも、朝遅かったですが、どうかされたんですか?ちょっと、他の現場廻ってたんですわ。そうですか、お忙しいんですね。他の仕事に左右される常用工事の辛さだ。なついてくれないのも、しょうがないね。コンビ大工はモクセンの続き。オリは戸袋北側。そのオリから質問あって、先生トイレが匂うんですが、溢れているんとちゃいます?大変!うっかりしてた。確か前現場の同様事態で使ったポンプとタンクがある。一旦帰路して探すがなし。古タンクはあって、ポンプを金物屋で調達。現場へ戻って、汲み取り開始しようとすると、オリが先生はあきません!いや、大丈夫ですからやらせて下さい。先生はそんなこと絶対あきません、私がやります。と言われて補助に回る先生だった。1回目の汲み取り段取りして、10時前、コーヒー温めて帰路。メゾンに丹人止めて徒歩。ついでに、駐車場というか駐輪場廻りの問題点を確認する。帰宅後、遅ればせながら給与送金手続き。午睡の後、15年ほど前に設計した友人の屋根改修に思いが巡って、検討に時間費やす。主にネット検索で。軽量屋根材はやはり銅板で頑張らなければと結論でてすっきり。
かわいそうなメゾン駐輪場
夕方小若家族をメゾンに見送り新アルト運転。明日の方程式未解決のままそのまま帰路。11e邸の事前協議に行っていたチアから、粘って受け付けてもらいましたとのメールあり。ご苦労様でした。しかし、明日朝の丹人使用を考え、夕刻メゾンにもう1回取替に行く。帰路途中、高級パン屋に立ち寄り3割引きパン購入。9時過ぎだというのに、年配婦人で盛況のお店であった。

廻日録 3月25日




2012

CB炊事場の小若
日曜日晴れ。朝8時丹人にて小若家族送迎。一旦帰路で、電車乗継にて法要に参集。久しぶりの兄姉同士の再開に、月日の経つのは矢の如しと感じる。話の中でエネルギー問題が出て、ボイラー熱源は何がいいのだろうと言うと、重油は政治的影響を受けやすい。ガスはその点豊富で安定している。電気は深夜電力だが、原子力はなくてもそれほど影響を受けないのでは?などと参考になる会話が。15時散会、帰路。17時前同時帰宅の小若とばったり。お互い駆け出して、感動の再会抱擁、久しぶりの公園遊び。家に戻って、炊事場家事を熱心に。精力的な若さに圧倒されるこちらは、マッサージ器に収まり午睡の不足分補う様であった。

廻日録 3月24日




2012

街で見かけた新手の両引き雨戸
土曜日雨。早朝から散髪へ隣駅前に丹人。8時20分入店だが9時からだって。待たせてもらいますが、少しは早くしてくれますか?少しはね・・と言うまだ若いがチョビ髭の職人マスターはビタと呼ばれる。相変わらずの外連味のない技使い、20数分で9時過ぎ終了、帰路。途中で変わった雨戸を発見。たぶん可動だろうか、両方に引き分け。10時過ぎ11e邸ご夫妻来場。実施設計最後の打ち合わせ。いつものことだが12時過ぎるも終わる気配なしで、14時前終了。私は注文の多いほうでしょうか?と問われて、多いほうですね。過去50組中5位に入るかもと答えると、「びっくり。そんなつもりはなかったのですがね。」いや、現に4時間もやったわけですから・・など。「注文ではなく質問をしたつもりです」と言われ、そういえばそうですね。ちょっと言い過ぎたかな?15位くらいかもしれない。あいにくの雨で最寄駅までお送りして、デパ地下弁当番頭、チアと。夕方まで雨続く。11z邸その後の雨漏りもなしで、お疲れ様の週末だった。ところが夜中の22時過ぎメゾンの役員からメールあり。議事録が勝手に改ざんされて掲示されたとのこと。いよいよ、そう来られたか。来週も何かと忙しくなりそうだ。

廻日録 3月23日 雀巣の候


番頭と久しぶりの外食


2012

金曜日雨。朝8時半納屋組発電車地下鉄で相手先事務所着。仕事と個人の法律の全般的相談に時間を取ってもらった次第。長年のお付き合いを通して難問解決にも手腕を発揮していただいてきた。12時前退出。チアから11z邸の雨漏りが止まったとの報告あり。やったね。近くのお好み焼き屋で焼きそばと弁当お持ち帰り。14時着。ブログ等整理。夕方10z邸大旦那様からアイパッドメール。「成功です。まったく、もりません。」の超短文。さすがですね。

廻日録 3月22日




2012

11z邸 壁に放水を続けるバト
木曜日晴れ。納屋組発早朝7時20分、電車、地下鉄で9時10分前11z邸。背後にタケちゃん2人のトラック。次いでバト到着。現場のパンクチュアリーは守られている。11z大旦那様、大奥様に挨拶して雨漏り箇所の特定調査開始。前回まで2回笠木部分をブルーシートで覆ったにもかかわらず雨漏り防げなかった。それ以外の雨水のあたるところに水を流す。新設樋口、下屋根表面防水切れ目、壁鉄板ジョイント下部の順。結果、壁鉄板ジョイント下部の継ぎ目に水をかけたところ、鉄板のはぜの際に穴が空いていて、ここから内壁を通って約30分後階段に水がしたたった。ここまで雨が降りつけるかと思うほどではあるが、とにかく水は漏った。笠木上部から流れる雨水、横風による雨水が壁伝いにこの穴に入っているようだ。昨年工事の樋廻りからの漏水ではないことも判明。笠木面、壁面と床面の部分にブルーシート養生して、明日からの雨に備える。12時バトと退場。運よく最寄駅までのバスに飛び乗る。駅前商店街の飯屋で定食。まぐろスペシャル・・という割に赤身の小さな切り身が4個ほどである。天ぷら定食も衣ばかり。結構客の入りがある。この町の文化というものなのだろうか。電車で帰路。徒歩途中で12x邸基礎のアッシに電話。ポーチの基礎高さを若干あげたいというと、それはいいですが雨続きで着工延期お願いしたいと。次の大安の日から絶対やります。大安を気にするのは土を扱う商売だから?いづれにしろスケジュールを見直すことになった。
丹人、ビニールにからまれ入院
11y邸 戸差し口の打合せ
14時納屋組戻るや、丹人にて11y邸現場。クムは付け庇桟取り付け、オリが戸袋加工中。戸差し口の形状で番頭との打ち合わせ合意がまだ、オリに伝わっていなかった。穴あけ形状、寸法を最終決定、15時のコーヒー温めて退場。車に近づくと、何かビニールの焦げた匂いが止まない。出発前に丹人の車体下にもぐって点検。前日小若を送る最中、道路のビニールのかたまりが車体にからんでしまった。3,4分走った後、停車してすぐ取り除いた。やはりパイプの一部にどろっとしたものがこびついて固くなっている。これが走り出すと溶けて焦げ付きまで行ったのだろう。念のため近くの販売代理店に見てもらって、ヘラと紙やすりで除去。夕方明日の打ち合わせ資料の準備。

音楽簿1966年4月16日号



46年後の予想を覆してROLLING STONESの「19回目の神経衰弱」がトップを奪取。ところで前作「As Tears Go By」の邦題は「涙あふれて」が正解で「涙枯れても」は私の間違い。HITTABLEでは4位とまりだったが、今回は首位奪回である。というのも、もし私のチャートがあと半年早ければ、あの名曲中の名曲「サティスファクション」や続く「一人ぼっちの世界」は確実に1位になっていただろうから。「早く家に帰りたい」は息切れ早く後退。後々に残る名曲でもインパクトが揃わないと1位は取れないということか。となると次週1位は「ソウル&・・・」と予想したい。何せ4月2日から今週まで3週連続全米№1だから。きっと。McCOYSの「ハングオンスルーピー」がトップ10に登場。こういう曲を3コード・ロックンロールといってギターでもあれば私でも誰でも簡単に歌えたものだ。65年10月の全米№1。34位初登場の「スループ・ジョンB」はトラディショナル・フォークソングのリメイクだとは知っていた。メロディの新鮮味はないがB・ウィルソン流のアレンジでどこまで上がるかが興味深々。あと急上昇PETER&GORDONの「ウーマン」は確かP・マッカートニー作、それと初登場トップSONNY&CHERからCHERの「バン・バン」は、どちらも哀愁のあるいい曲だけれども・・ちょっと歌謡曲っぽいから。



廻日録 3月21日




2012

早朝のCB全景
水曜日晴れ。休み明けだが、現場は引き続き安定状況なので午前中は納屋組執務。バトが先日から11y邸の現場最終CAD図面を整備してきてくれている。階段、浴室などからイロリ部屋へ。今朝はマナが作成した箱階段の修正提案に応答。20日までのブログ発信の準備で午前中アップ。午後は11e邸の電気スケッチ図の修正に精力。このスケッチは、主に電灯とそのスイッチ、およびコンセントの位置関係を示すもの。既に1か月ほど前に描かれていたが、プラン変更でお蔵入り。しかしその後、11e様が素人なりに電気図に準じた絵を描かれたようだ。本日未明にメールが届いたたため、急遽掘り出した次第。三路指定など鋭い指摘に大慌てで添付メール返信し、次回打ち合わせに備える。ここらあたりが、建築設計のコール&レスポンスというところだろう。

廻日録 3月20日 春分の候





新コーヒーメーカーと
特価コーヒー
2012
火曜日祝日晴れ。一段落のお休み日。朝からのんびりだが、メゾンのクロニクルの入力を進める。築43年のマンションの管理の在り方だが、私のように大分に後から遅れて入居に関わったものとしては、現在とこれからも大事だが、これまでの経緯を勉強するのも不可欠と思うに至る。今日の作業でほぼ15年程度の記録が済んだことになる。もちろん、それ以前の約30年があるわけだが。よくぞここまでの想いに至ったもんだ。夕方、丹人にて小若と番頭と近隣駅の有名グローサリーを訪れる。半額セールでイタリアのブランドコーヒーを格安で買い込んだ。番頭の評価は?如何に。

廻日録 3月19日




2012

11y邸洗面カウンタースタディ
在庫タイルで
月曜日晴れ。早朝タケちゃん大工から電話。少し前の話の約束で今日だけユウくんをベンガラ塗りで派遣してくれることに。既にタケちゃんは金曜日の11y邸キッチン材搬入を受けて工場でキッチン製作にかかっている。9時過ぎ新アルトにて11y邸現場。クム大工は入隅の庇笠木加工。ユウくんは西側2階庇のベンガラ塗っている。コーヒー温めて帰路、メゾンから徒歩。お向かいの梅の花も開花して、街にもようやく暖かな春の訪れを予感させる一日が。午後11y邸の洗面カウンターのタイル打ち合わせを番頭、チアと。既にタイルの種類は設計段階で決まっていたが、その後メーカーが倒産。納屋組在庫品は9枚あるので、それを活用してサイズの小さい同様のタイルで補う案を作成。そのアレンジと大理石などを使った案も展開してみる方針。しかし在庫品の案は、製造無期限未定で当分できないわけだから魅力はあるだろう。12x邸の軸組と見上げ図の最終手描き図を仕上げる。構造材の納品が近づいているため、これが最終図となるかな?

廻日録 3月18日




2012

CBミニキッチンの朝
日曜日曇り。3台の車を3か所のガレージに振り分けるCBガレージ収容の方程式、に沿って早朝丹人にて小若家族を送迎。そのまま駅から帰路。休日ということでメゾンのクロニクルに情報記入。温水ボイラーの種類や重油タンクの耐久性などをネットで調べる。確かに冷暖房の冷温水管は白ガス管が使われていたため耐久性がなかったが、こと温水給湯管に関しては銅管が用いられているため耐久性が高いと言える。当分保っても不思議ではない。問題はボイラーの熱源問題に絞られる。ガスか重油かということになろう。重油なら今までのシステムの更新だから、メンテの費用を考えてもリニューアルが一番スムーズだ。個別給湯は構造上不利。ガスボイラー、電気ボイラー案があるが、重油継続も意外としぶといかもしれない。夕方小若迎え。恒例の日曜日のHITTABLEチャート発表だが今日は先週の5分の1のアクセス数でがっかり。

廻日録 3月17日




2012

12x邸軸組みスケッチ修正
土曜日雨後曇り。今朝は朝から雨降り。小若のイベントのためメゾンに丹人。一仕事終えたと思ったら、番頭から呼び出しが。11y邸に電気屋セバが入っているという。薄々は聞いていたが、今日だとは確認していなかった。取り急ぎ11y邸現場に行き、バトにも連絡し追って来るように依頼。今日はオリ、クム大工に電気が3人。11y様ご指定のレトロなトグルスイッチの取付方法を打ち合わせ。台座に木を使うため一手間かかる。10時の休憩の用意をして、メゾンに新アルト置いて徒歩帰宅。プロシードにて食料品買い物へ番頭と。既にバトが丹人で11y邸に向かった後。昼食後番頭と13時プロシードでメゾン集会室。臨時総会は保険契約の単年度ものから5年ものに変更する議案。これで約15パーセント近く安くなるものだけに、満場一致で可決。引き続いて修繕準備委員会の開催。コンサルのリトさんを迎えて、重要事項説明の読み込み。委託管理の在り方について活発な議論を終えて、16時半閉会。その後も関係者で話し合いが続き。17時半帰路。ちょうどバトも帰ってきたので、2台をガレージに収容。その後バトと打ち合わせ。11y邸はもちろん、12x邸、11z邸など19時半までかかる。最近の少数精鋭主義の納屋組を象徴するひと時であった。バト、チアの健闘と番頭と私のボケ防止を祈るばかりだ。

廻日録 3月16日 虫蝶の候




2012

11y邸雀口しっくい
金曜日曇り。9時過ぎ新アルトにて11y邸現場。板金の見本帳を持ってベンガラ色と色合わせ。今日はクム大工お休みで3人。タオ左官も昨日工事終了して、各軒先状況を確認。内部モクセン張りの様子も記録。1階に移ったハチ&ハムは今日までで、一旦別現場。オリは雨戸枠など。10時帰路。途中メゾンに新アルト置いて徒歩。11z邸の新たな雨漏り連絡が来ていて、朝からバトとタケちゃんが出向く。今回はブルーシートの架け替えして明日の雨で結果待ちをもくろんでいる。その2人が納屋組まで戻ってきた。タケちゃんには別現場の改修の資料として鋼板瓦のサンプルを手渡す。午後からキッチン材の納入、受取りをお願いしている。午後、バトは11y邸現場へ。12x邸の軸組スケッチ修正。パソコンCADで図面化しましょうかという声もあったが、ここは手描き修正するのが最も効率的しかも先生自ら再考、最終確認のチャンスでもある。メゾンのクロニクル記入をエクセルで夕刻まで。

廻日録 3月15日




2012

11y邸 オリ大工手作りの杉ダボ
木曜日晴れ。朝7時過ぎ、オリ大工に今朝から左官屋さんが入るのでよろしくと電話。9時前丹人にて11y邸現場。今日はクム大工は確定申告のため朝遅れるとのこと。ハチ&ハムは今日から1階、黙々とモクセンを取り付けていく。9時過ぎタオ左官入場。雀口といって瓦と野地板の曲面の隙間を漆喰で埋める仕事だけ先行してもらう。これが出来ないと樋工事に進めない。オリ大工は今日何やっているのか、盛んに小さなドリルを使って小さな穴あけをしている。聞くと木のダボの製作だという。杉の丸棒は売っていないからね。なるほど・・丁寧な仕事人だ。10時過ぎクム大工入場。宅配弁当屋さんが来たところで帰路。途中メゾンに寄ってシーダ・バーンのおいしい水を宅配。ついでにパイプスペースの目視や騒音問題の張り紙の確認。高級スーパーで昼の食材を購入して徒歩帰宅。午後12x邸の工事業者決定漏れのお断りメール。どうしても初めての地域は2,3社の相見積もり作業があるので、辛いことだがご協力を辞退しなければならない。夕方海辺の超人気イタリアンでピザ&パスタ、小若家族と19時半まで。

廻日録 3月14日




2012

11y邸三角モクセン取付
水曜日晴れ。9時過ぎ丹人にて11y邸現場。オリ、クム、ハチ、ハムの4人大工でモクセンと床板張り。コーヒー温めて10時帰路。11e邸の別案のご返事を頂く。やはりもとのP案がよいという。午後からブログ作業を夕方まで。HITTABLE文章まで手を伸ばす。その後11z邸の改修工事について契約書等のお願いメール作成。夕刻早速のご返事いただいて一件落着。メゾン・クロニクルの入力作業を少し。

廻日録 3月13日




2012

11y邸モクセン入れ
火曜日晴れ。9時過ぎ新アルト11y邸現場。クム、オリ大工が1回床板残りと、昨日から参加のハチとハム大工がモクセン板取りつけ。9時半帰路、途中メゾン立ち寄り。ちょうど給湯ボイラーの重油給油。管理員タミさんに騒音注意の張り紙、チアによる漫画入りの校正を渡す。10時前徒歩にて納屋組。間もなく、11eご夫妻来訪。例によって打ち合わせがヒートアップ。階段廻りの別案について、12時過ぎてもなお知恵を絞るが、さすがに13時40分頃タイムアップ。11e様が私は注文多いほうでしょうかと聞かれるので、4時間もかかりますから。多いほうですと答える。50組のうち5位くらいに入りますときつめに言ってショックを受けられたよう。10が抜けていて、15位くらいだったかも。注文ではなく質問が多いと仰っていたが、その通りかもしれない。その直後、本当に久しぶりで04z邸のご主人がふらっと訪れる。この前改修のお手伝いした薪風呂はどうですかなどと歓談しながら、実は壁のモクセンに左官塗りを考えているんですが、少々質問を・・。しばし納屋組壁の案内をしてご出場。10割そばにとろろ、キツネを入れて遅い昼食。11y様が到着されたと現場から連絡あり。かまわずそば食を続けて腹に収めた後、仏間の床高さの確認を折り返し電話。その後先ほどの11e邸の階段廻り案の続き。元のP案に戻ったに見えたが、キッチンを1階とか寝室を2階にしたらなど思いが広がる。結局1階書斎にリビング、2階DKに寝室案を取り急ぎ添付メール送っておく。とにかく毎日が大変な1日。夕刻ブログ。

廻日録 3月12日




2012

11y邸新アルトと丹人
月曜日晴れ。午前中、書類整理。というか、何となくエンジンがかからないのが月曜日の朝。翌日にも、昨日の午前中何やっていたっけ?という時間帯である。12x様から入金済みの連絡あり。これでようやく注文書も出せるし、具体的日程も組める。その意味でもありがたい。10時過ぎ遠方より瓦屋ヤバ氏があいさつに。ちょうどよかった、友人の家の屋根材のこととかメゾンの黄色い帯を瓦でできないかなど相談。11e邸の軸組スケッチ修正。午後から新アルトにてメゾン管理人タミさんに居住者向け騒音マナーの張り紙を届けた後、11y邸現場。既に朝から丹人のバト詰め。モクセン板搬入と新参大工ハチとハムの案内など。11y様も入場されて、イロリ部屋の追加梁をタケちゃん組が取り付けるのを目視。箱階段、建具形式などの打ち合わせ。タケちゃんにヤバ瓦の資料渡して、15時過ぎ帰路。打ち合わせ約束の経理ミクさんがまだ残られていたので、謝礼渡す。夕方11e邸の続き。夕刻ブログ。

廻日録 3月11日 桃笑の候




2012

小屋裏の小若薬局
日曜日曇り。日々の仕事のないという意味では完全休養日。朝から小若家族の送迎。メゾンを徒歩往復。帰宅後、その43年前竣工のメゾンの設備図を読み込む。こうやって定期的に見つめていると、独特の設備設計の表現に慣れてくるもの。豪華マンションというか、重油タンクにボイラー、セントラル給湯と冷暖房という、昔日の巨艦の全体像が見えてくる。昼前納屋組宛ての電話あり。本来受けないのだが、たまたま受話器を取ってしまった。熱心な遠方の方より仕事の依頼。取ってよかった。午後は設計図の一部を写真撮影。A1図面につき本来は青写真屋さんに行ってコピーなりデジタル化してもらうわけだが、あまりに古い図面は手元のデジカメで要所を撮るのもいいかという思いに至る。何気なくブログのHITTABLEを覗くと何と既に38名のエントリー!最終52名まで届いて、ビックリ嬉しや。いったいどこから嗅ぎ付くのか?というより、受験勉強から逃避しながらの43年前の力作を見てもらって満足。夕方、小若と市内循環バスの先頭席に陣取って周遊。あこがれの阪急電車で帰路。夕方から小若薬局を開店。夕刻メゾンのクロニクル記入。クロニクルとは、メゾンの43年の年代記をエクセルで作成している最中で、他の仲間の方々にも手分けして情報収集して記入が進んでいる。これからの修繕計画の参考にしていくつもり。

廻日録 3月10日


11y邸箱階段スケッチ


2012

土曜日曇り時々晴れ 。午前中11y邸箱階段のスケッチ数案。午後からメゾン理事会。賠償保険内容の検討。今まで1年契約だったが、3年、5年とあるらしい。今からでは来年度になってしまうという意見を押しのけて、結局5年ものを採用する。来週急遽臨時総会を開くことに決定。会議は延々16時半まで。終了後、朝から11y邸に詰めているバトと合流して、駅まで見送る。一旦メゾンに戻って、小若家族とカレーライスに舌鼓。夕刻メゾンの管理について番頭と議論。ブログ。

音楽簿1966年4月7日号












46年前のチャート付となるとさすがの本人も全く覚えがない。しかし再度今ランク付けしてごらんと言われたら、同じような流れになっているのでは。それほど音楽の好みが変わっていないと思う。とうとう「夢のカリフォルニア」が4週連続の第1位。こんなにブレークしたのはたぶんHITTABLEだけだろう。先週の1位マークの横に▼があったのでもたないだろうと思ったが。来週はオマージュ的にはきっと「早く家に帰りたい」になるだろう。いつまでも独占できないのは、世の常と同じなのだから。ただ今マイブームのフランス・ギャルがトップ10に。この頃はフランスやイタリアも強かった時代。というか、業界がその後英米志向になって、私も乗せられてしまったようだ。それにしてもビートルズの「一人ぼっちのあいつ」が冴えない。猫も杓子もの風潮に反発する天邪鬼はこの頃からあった。今週は目ぼしい初登場がなかった。66年にしては珍しいこと。次週に期待したい。
















廻日録 3月9日


11y邸階段の原寸確認


2012

金曜日雨。朝から確定申告の最終作業を終えて税務署へ。あいにくの雨降りで、近くに車を置いて走って申告。戻って、11y邸の階段詳細の最終チェック。同じ渡り廊下のCBの階段に倣って、細部にわたる検討。相違点は直近頭上の母屋の前後位置。実際に板材の端切れを持ってきてその位置に吊り下げて。番頭に「どう?実際にのぼりおりして!問題ないですか?」「うん全然気にならない。」それじゃ、この案でオーケーだね。午後の昼寝の後、丹人にて番頭と14時前11y邸着。ちょうど11y様も入場。階段、キッチン、箱階段の打ち合わせ順調に。15時過ぎ帰路。納屋組にてメゾン改修工事の連絡打ち合わせ。今日の雨随分だが、11z邸の雨漏り連絡がないね・・と番頭と話をしていたらリンリン・・と電話あり。漏っていますで、次回調査の段取りをする。

廻日録 3月8日




2012

メゾン配管改修
木曜日曇り。早朝、基礎屋アッシさんに電話して工事を少々延期してもらうことにする。地盤改良の判断待ちと入金確認が来週までずれ込むためという理由。8時半丹人にてメゾン。ボイラー配管工事でズミ社長と職人1名が既に待機。地下の現場にて作業開始。今まで出入りしていた業者を今回のズミ設備に変更したので、工事の一部始終を立ち会うことにした。普段木造住宅一筋の先生もさすがに、ドキドキの現場体験となる。案の定ボイラーが突如点火して焚き始める。どうなってるんだ?と、うろたえるも黙々と作業する職人。ボイラー本体の温度が下がったので自分で温めているんだと・・まるで生き物のよう。11時過ぎ番頭が陣中見舞い。午後には管理会社のディさんも来訪。14時頃には改修が終わり、新規のお湯が出始める。何よりホッとした気分。夕方12x様より電話。地盤改良の大筋のご返事いただく。次は11e様と電話。境界塀の件。最近は忙しいのと誤解のないようにするには、やはり電話が重宝する。11y邸の階段詳細の修正スケッチ。ちょうどCBの裏階段と似たような形として、一安心。今日は朝から11z邸の新規の雨漏りでバト詰め。昼からはタケちゃんも応援して犯人捜し。しかし1回だけでは判明しないのがこの手の仕事の常。粘り強く解明を覚悟。夕刻番頭と今日のボイラーのスライドショー鑑賞とブログ。

廻日録 3月7日




2012

青木の赤い実
水曜日晴れ。朝一番で12x様から地盤調査についてどうでしょうか?と連絡があって、番頭が「良好です」と答えている。ところで、本当に良好なの?と聞かれて、先生はそう思っているし、バトにも聞いてごらんと。番頭、そこでバトに連絡を入れて構造設計のチダさんに確認したのか?いいえ、していません。それじゃ、今から確認するように資料作ってということになった。10時前丹人にて11y邸。タケちゃん組とオリ、クム。1階床がだいぶ張れてきた。鼻隠しをユウくんが塗り始める。今後の人工数などから大工の割り振りなどを検討。バトと番頭にも連絡済み。11時前、一旦帰路。奥の庭の昔からある青木の赤い実が一株分だけ豊かに実っている。番頭によると今年だけだそうだ。自然は何を考えたのだろうか?午後、確定申告書類作りの後、12x邸の地盤調査結果を構造設計のチダさんと連絡。最近のチダさんは明らかに様子が変わって、少しでも不安があれば地盤改良をという。調停員などやっている経験から言って、安心できるものではないという。あっけにとられて、しかし近年の風潮を考えれば、その検討もしなくてはと思い、今回の基礎屋アッシさんにも地盤改良の相談をかける。午後11y邸で建具実測しているチアから、11y様からの指摘で雨水の跳ね返り養生を頼まれて、ブルーシートを丹人で現場に。大工総出でシート張りしてもらって、17時半帰路。夕方12x様に電話して、地盤の話は明日までにどうするか考えておくとの返事を頂く。

廻日録 3月6日 啓蟄の候




2012

11y邸床張りパタン
火曜日曇り。夜来の雨が止んで暖かい空気が春の到来を感じさせる。9時半新アルトにて11y邸。昨日で2階が終わって、タケちゃん組2人は和室床、クムとオリはリビング床張り。クムが質疑。野地板に4m材を使いこんだので、3m材が余っています。図面通りの張り方は無理です。そこでスケッチブックに継ぎ目の検討を2,3案描く。オリにも相談して最終案を現場に置いて一旦退場。途中、メゾンに新アルト置いて、ボイラー室などの水漏れ視察の後、徒歩帰路。午後確定申告作業。夕刻ブログ。

廻日録 3月5日




2012

11y邸中2階床張り
月曜日雨。早朝激しい雨に、メゾン小若家族を迎えに丹人。戻って、12x邸遠方への車移動手段を検討。一旦車で2時間程度運転して、そこからフェリーに乗る案がなかなか現実的かも。9時半過ぎ11y邸。タケちゃん2人とクム。中2階の床張り。貫はしごを伝って2階床に初めて降り立つ。階段部分の中2階がうまくおさまっていない。毎日がスリルとサスペンスに、緊張し急遽帰路。スケッチを作成し、少々手戻りもやむ得ない感触。バトに正確な図面指示。15時半ミクさん来訪。確定申告の資料が出来上がって、あとはこちらで申告書類に書き込めばいいところまで辿り着く。夕刻ブログ。

廻日録 3月4日




2012

ガスメーター
シャフト入り口に鎮座
日曜日曇り。朝7時過ぎにメゾンへ徒歩。メゾンから小若家族の送迎に新アルト運転。一旦CBに車を止めて朝食。9時前番頭と買い物とメゾン住戸のパイプシャフト目視。正面に堂々とガスメーターが占拠している。以前ガス屋さんが言っていたが、他の設備に遠慮して最後に設置するのがガス工事だ・・っていうのは嘘で、最後になりゃどこでも構わないというのが真実。徒歩にて帰宅後書類整理。12x邸の着工スケジュールが決まり、12x様に電話連絡。既に地鎮祭を済まされている。遠方につき着工日の前の日に宿泊予定。夕方小若を迎えに電車往復。普段は「快速はちょっと無理」と言って、普通電車しか乗らない小若だが、今日は初めて快速電車に乗車。駅からの帰り道で突風に傘が飛ばされる。幼児とはいえ最早軽くない荷物を抱っこして、車道を南下する傘を追いかける。車が止まってくれて追いついたが、命が縮んだ。夕刻ブログ。

廻日録 3月3日



2012

土曜日晴れ。久しぶりに早朝5時半起床。気合が入って、煙突掃除。8時過ぎ一旦プロシードをタイムズへ。ガレージに放置してあった板材を2階桁下に移動。プロシードにて量販店へ。養生紙とベニヤ50枚購入。11y邸へ。今日はタケちゃん組とオリ大工。10時過ぎプロシードをメゾンに置いて徒歩帰路。風呂掃除などして番頭と新アルトで郵便局。11x邸資料送付。近くの中華でお昼。台湾風焼きそばと福建チャーハン、ネギ油ラーメン。これまた近くの地元スーパーで買い物をして13時帰路。昼寝。掃除、プロシードをメゾンからタイムズ。途中12x邸の工事業者決定で電話しまくる。基礎、電気、給排水は見積詳細をバトに聞いて交渉。これで施工はレールに乗った。16時12a様2回目の見学。奥様とお子様は間もなく外へ。何せ、あの倉敷の家が雑誌に出た当日、こんなに建築費が安いわけないだろうと突っ込み電話を入れた方である。工事費1800万円、2000万円、2200万円の各々の建物形状がどう変わるかを説明しながらスタディ。18時退場。夕飯を一人で。カキの炊き込みご飯を食べながら、昨日手書きを入力、ブログ今日まで一気に書く。大変な1日だった。 


廻日録 3月2日



2012

丹人点検の小ぎれいな代理店
金曜日雨。朝から雨だが前からの話でタケちゃん組お休み。クム大工に今日は現場お休みして、11e邸の平面と立面の再スケッチ。書斎廻りの柱を並べ替えて耐震壁風に。立面もチェックOk。気づくと前からの約束11時、とるものとりあえず丹人の1か月サービス点検へ。車で15分くらい。4,50分待ってくださいと言われ、しまった、パソコン忘れた。あれ、携帯も全部だ。しかたなく、お店の人に紙とボールペン借りて、ブログ文章3日分。結局80分待たされ12時半帰路。14時丹人10分で散髪。番頭より、帰っての催促電話。帰路後11x邸の最終書類まとめのチェック。12x邸基礎工事屋から見積。2社目。細かく拾って金額出して、しかも高くないとなると、滅多にない。有望である。バトに詳細チェック依頼。