シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



廻日録 1月20日 大寒



2012
11y邸煉瓦受け石
金曜日曇り。プロシードにて11y邸9時前着。シゥー組、チバと2人。ジドは前からの休み予定。シゥーに橙移植の真相をインタビュー。あれは木を伐ると根っこがとれにくいから、根を掘り出して移して、寝かして置いたんです。そこへ11y様が来られたんで、所定の位置に植えなおした。ということは木を伐らない顛末は、違った筋からだったということ。昨日の束石等コン打ちを受けて、羽子板アンカーなどを済ませ、いよいよ煉瓦積みの位置だし。再測量の結果、ポーチと門扉の間隔は設計通りの寸法に数センチ余裕ありでオーケー。しかし、途中で大きく石から煉瓦がはみ出した部分が3,4か所あり。手ごろな薄石を跳ねだしたりして受け部分をこしらえていく。南側は石の現状から池南側の問題もなく、10センチ北側に。あとはレベル。これも前回階段施工時にチェック済みで予定通り。チバが早速南側を積んでいくが、通常低いところから積むが今回だけは高い側から。シゥーは困った顔だがチバと私でお構いなしに進める。シゥーは墨出の後、西側の石の引っ込んだところを跳ねだすために新しい石をセットしたり、アンカーを打ったり。昼休みはいつもの弁当屋を断ったため食事抜いて昼寝。午後はシゥーも西側を積み始め。外側の2段が初めて姿を現しイメージが広がる。たぶんこのレンガで正解だろう。17時前帰路。メゾンコンサルのリトさん明日の理事会欠席が決まったと。帰結。 

廻日録 1月19日



2012
11y邸橙移植
木曜日曇りのち雨。昨晩の遅い帰宅が響いて今朝は遅めの7時半起床。シゥーに電話してこれから食事だから遅くなるがというと、段取りしているから構わないと。プロシードで9時半11y邸着。午後からと言われてたミキサー車がもう入っている。ユンボで床石、浴室土間のコン打ち。一段落するころ、シゥーが昨日の昼に11Y様がいらして、ミカンの木を移植しましたという。目の前を見上げると確かに移し変えられて、前よりも堂々と立っている。今季の最終講義しているとき、そんなことが進んでいたとは、びっくりしながら、11Y様の木への愛着に感心する。昼前雨脚も徐々にアップ。午後はお休みということで、帰路。昼からは、経理の領収書貼りなどで何となくぼやっとすごす。夕方、メゾンの件で少々ヒートアップ。相手は私の提案をかわして、コンサルを出席させようとする。是正の方向へ。大事なのは自分たちのマンションがしっかり立ち直ること。そのためには知恵も資金も時間も要ること。無関心や相手任せはもちろんだが、自意識満足の役などにこだわるのは、いかがなものか。昨晩のテレビ局の番組参加企画は没の連絡アリ。縁のものだし、またの機会があればいい。偶然かその代りか夕刻、某雑誌社から菊竹先生の追悼文原稿依頼あり。聞くと27人の建築家からの寄稿予定、うち菊竹弟子が10人から15人らしい。そういうレベルの仲間入りしたのかと、番頭ともども感慨に至り快諾。未明目が覚めてメールを眺めていると、11y様から「ダイダイと柿の木の移設ありがとうございます。柿の木が薪小屋の設置場所に埋めてありましたので、西内さんに昨日少し北側へ移動してもらいました。」とあるので、あれ?移植はどっちの発案かな。未明ブログ。

廻日録 1月18日



2012
シーダ・バーン リビング
水曜日晴れ。8時半発プロシードにて8時40分11y邸着。シゥー組ジドと2人。午後からチバも来るようだ。、イロリ下やストーブ下CB基礎、浴室土間コン下地、差筋とワイヤーメッシュ作業など。11時前帰路。玄関横の書斎のものが整理されている。ミニ・キッチン改修計画の始まりである。昨日のテレビ下見で部屋もきれいになっている。14時前チアと電車、地下鉄、丹人で11x邸現場着。バトが既に詰めている。変わらぬヨーロピアンの雰囲気に薪置き場の出現。鳥居型の門廻り、インターホン等の打ち合わせ。ガレージに丹人を直角駐車するが、予定通りぎりぎりで収まる。リビングの絵画位置など簡単な相談を済ませ、16時退場、16時20分大学講義へ。今日は最終講義日。シェーカーから始まってアルザス、スイスの木造街並みと最後は刑事ジョンブックのアーミッシュ軸組建て起こしまでギュウギュウ詰めにてアップ。
住宅の現場シリーズも最終で、門が鳥居型になったのが印象的との感想あり。最後の捨て台詞で、施工は段取りだ金額だというが究極は品質に尽きると。講義後はいつもの学食は遠慮して、近くのイタリアンで打ち上げと思いきや、お休みでふらっと入ったインド料理店。激辛に喉も詰まり気味。お持ち帰りして、19時半帰路。丹人、地下鉄、電車で21時半帰宅。電車乗車中チアとブログ書き込みも僅か。それにしてもシェーカーは建築はもちろん家具も学生知名度ゼロには、3年も4年も建築学んだなら1個くらい教えてもらっておけよ・・とぼやいてみせたが、あれっ!環境デザインとか言って最近建築学科ってないんだ・・。21時半帰宅。

廻日録 1月17日 雉始の候



2012
火曜日晴れ。8時過ぎ新アルト発8時半11y邸現場着。既にシゥー組2人入場。今日からは予てより予想されていたことだが、気分の重い日である。あの自然の石を相手にしなければならない。基礎の束石を現場の残っている石で間に合わせ、しかも池の南の階段にも使わなければならない。おまけにデジカメを家に忘れる。携帯でカメラは代用することとして、置石の選定に入るが、ジドが意の向くまま階段材としていい石を持って行ってしまいそうである。慌てて、ちょっとこれは束石候補だから、すいませんなどと言いつつ何とか確保。ところが、シゥーと束石の位置決めに手間取って時間を取られた隙に、石の下にモルタルを敷いて固めてしまった。改めて不要な個所は戻したりして、そういうやり方が効いたのか、ジドの階段も素早く出来上がり。一方、柱の荷重がかかるところから、大きな石をセットすることに。キッチン柱、和室柱が別格。先日11y様と話した大きな沓脱石候補は和室の独立基礎にする。キッチン柱は予定通り残存の最大石で。昼食兼ねて一旦納屋組に戻りデジカメを確保。14時前現場戻る。和室柱の横にも柱あり、大きめの石をコンビで置く。11y様ご夫妻入場。石の説明など。リビングとイロリ部屋沓脱石や両側の束石をセットする。並行して浴室土間コン下地土作業が進んでいく。17時前帰路。やれやれ今日のところは何とか凌ぎ終わったと思う暇もなく、18時テレビ番組ディレクターの取材下見と会話。貫構造とか風通しなどから懇切丁寧に説明するが過剰だったか。要は好奇の的となるかどうかがテレビの背負う宿命。どこまで通用するか、20時終了。

廻日録 1月16日




2012
月曜日晴れ。朝から11b邸の標準拾いスケッチの続き。合間を見て薪割り。残材を引き出してくると、背割りの入ったものと自然の割れが入ったものが並ぶ。これがあの荘子の謎解き問題の教材になるだろうと考えながら、のこぎりを挽く。11b邸の拾いスケッチは計4ページ進んで、ほぼ終了に近づく。夕方某テレビ局のディレクターから電話あり。JIAの事務局から紹介を受けたらしいが、数ある建築家から選んでくれたらしい。特番の建築家自邸紹介番組のようだが、改めて会って取材するとのこと。最近色々話が来るのは、この年末年始納屋組のスペースを大片付けしたからだと番頭の主張も真実味がでてくる。

廻日録 1月15日



2012
日曜日曇り。一昔前だと成人の日。最近は休みをやたらと取る政策の結果、何がなんの日だかわからないことになってしまった。鏡モチを割って食して、朝から11b邸拾い。日曜日というのに事務所に携帯から電話。誰からだろうとひと騒ぎするが不明。合間にガレージ止め木を補修。その最中、家の前に大型ボックス車止まって、何とオリ大工が新年のあいさつに。番頭は先ほどの電話の掛け主に返信電話。すると何と10eさまで、土地が見つかったので一緒に見てほしいそうだ。昼は残りごはんでチャーハン。昨日から3連続先生調理。午後小若と阪急電車乗車ツアー。今や電車が一番人気。実用・プラレール・Youtube と一日中電車関連を探求。夕食は久しぶり番頭料理を小若家族と堪能。夕刻ブログ文章本日までがんばる。資料集め残して就寝。

廻日録 1月14日 水動の候



2012
シーダ・バーン門錠
土曜日晴れ。11b邸の本格的拾いを始める。キーは軸組図である。11b邸は平屋小屋裏つきであるから、まず変則形状の小屋裏を一気に拾う。あとは勝手知りたる軸組形状。これを外壁部分と内壁部分とに分けて、標準パターンの組み合わせで集計していこうというもの。建具は既にバトが拾い、基礎も拾った。ここは胴縁、合板、モクセン、楔、防鼠材、敷き鴨居、見切りなどの造作材を、つまり立ち上がって眺められるものをまとめて拾うのである。午後、バトに送る門の木錠写真撮影。バトから薪の写真送付。夕方メゾンに打ち合わせ行ったきりで帰りが遅い。仕事の切りをつけて、久しぶりに10割そばの山掛けを用意。20時一緒に食し、またまたメゾン談義。ブログ少々。

廻日録 1月13日



2012
11y邸 ガス配管
金曜日晴れ。一晩自重して何とか回復傾向へ。昨晩11e邸基本構想の返信を頂いていた。いよいよ基本案が絞り込まれたわけだ。講義録の質疑表校正をチアに返す。昨日部品の都合で途中退場のガス屋の職人が朝、現場に入るというので、10時プロシードで11y邸現場。若い職人で礼儀正しいので、マカさん。真面目な若者。今日は立ち上がりで終了して、塀が出来て土を埋めてから入るとのこと。昨日に続いて設備関連一段落。10時半時帰路。チアが帰省のため早退後、一人でできる11b邸の拾いを再開すべき時。すでにマナには設備関係の見積もり依頼など作成依頼。実施設計の予算確定は私自身がやるしかない。それで私なりに拾いについて、新たな地平を開拓するために年末から右往左往。エクセル利用をスタッフに頼んだりしているが、今までの二の舞という可能性が出てきた。つまり、スケッチとエクセル入力が分離しているのだ。いくらエクセルに計算システムを組み入れても、スケッチ感覚がエクセルに持ち込めなければ意味がない。
というか、パソコンではスケッチが無理なのだ。今日の考案は、基本設計を引き継いで平面図、設備図、電気図、基礎図はエクセルで納屋組スタッフが楽しむ。見上げは先生スケッチとエクセル表。軸組は先生スケッチと半間単位の拾い標準図を転用。これは明日から作業開始しよう。その他板庇、戸袋など標準図参照で拾う。・・言葉ではわかりづらいが、拾いに近道はないという諦めと、それでも何とか楽しみながら拾う合理があるのだろうと。これはハウスメーカーやキッチン屋でい言う、システム商品管理ではなく、あくまで手作りの合理化なのである。・・などと考えばかりで今日は終わり。11x邸バト。

廻日録 1月12日



2012
11y邸 設備配管
木曜日晴れ。昨晩の話し込みが災いしたか、番頭が早朝から体調が悪いという言葉を聞きながら、何でもなかった私の胃腸も何となくおかしい。のどの渇きに水代わりにミカンを食べたのがいけなかった。消化しないどころか痛みが出てきた。数日前から風邪の小若のウィルスに、またやられたようだ。今朝は11y邸の現場だから、最低8時までは寝て治まるのを待つしかない。時間切れで、プロシード8時過ぎ11y邸現場着。誰も来ていない。座席を倒して横になって目を閉じる。ひょっとして基礎束石の予定のシゥー組は延期か?バトに問い合わせると、昨日設備屋さんが済んでから入るなどと言っていたらしい。その設備屋ジマ工業のメジさんが8時半入場。昨日から入って、基礎周りの屋外配管を敷設。今日は浴室立ち上がりと池のバルブなど予定。黙々と進めていくので、30分おきくらいにチェック。その他はプロシードで横になっている。昼前ガス屋ジナの2人が先日貫通できなかったガス管工事で入場。今回はオーケーだったが、立ち上がりの金具忘れで一旦退場。昼は何も食わずで昼寝。13時半作業音で起きると、メジが渡り廊下部分、雨水管敷設をほとんど終えている。すごいな、手彫りで・・と思ったらミニユンボを積んできていたの見過ごしただけだった。結局夕方までに池への長距離を終了。午後から大きめの石の配置を再スケッチ。昨年もスケッチしていたのだが、最終確認も含めてもう一度描きなおした。ちょうど14時半頃、11y様家族3人現場着。待ってましたとばかり、そのスケッチを見ながら、石関係の打ち合わせほぼ完了。バトからの資料も役立つ。病み体にしては上出来だったか。15時過ぎ退場される。囲炉裏とストーブの位置決めのため、バトに図面依頼。その後工事チェックもほぼ終わり、設備工事は今回で一段落。次回は1階床張りまでないとのこと。ヤレヤレ、メジに戸締りお願いして17時前帰路。帰宅後、おはぎ2個食し、ブログ1日分チアに送信して就寝。11x邸バト。

廻日録 1月11日



2012
水曜日晴れ。遅めの朝の出発。それでも8時はまだ通勤客でごった返す。電車、地下鉄、プロシードならぬ丹人で11x邸現場9時半過ぎ到着。今日はシゥー組2人で外構。レンガ目地詰めと奥の庭整地。クム大工はベンガラ塗り昨日から。11時前登記手続きを終えたバトが入場。内外の数点打ち合わせのあと、昼食はいつものすし屋。午後丹人にて作業。15時バトと外構再度打ち合わせ。15時半退場、チアを最寄駅で拾い16時過ぎ大学。専用駐車場満杯で校舎地下へ。直通エレベーターで3階まで。教務室でしばし打ち合わせ。ご縁いただいて昨年からのこの講義も全力投球している次第。来年のことなどご相談。お互い歳を重ねて無理がきかなくなったことなど感慨。今日は正月明けでラス前講義。ヒートアップもなく、時間持て余し気味となる。時間が余ればとしていた、人生比較の話を披露する。私と私の大学建築学科の同級(年齢は二つ違い)で元オフコースの竹中工務店に行った地主道夫さんとあの小田和正さんの3者3様の半生を棒グラフで説明する。それなりの人生模様ではある。次回はラスト。学食、退場丹人で、地下鉄、電車21時帰宅。メゾン打ち合わせで少し前に帰宅とか。二人でメゾン・ストレス喰いで話し込み23時就寝。

廻日録 1月10日 芹栄の候



2012
小若をつれて耳鼻科へ
火曜日晴れ。久しぶりの仕事日だが、昨日の小若ツアー疲れか休養がち。その小若が寝込んだとの知らせ。早速耳鼻科病院へ。それが混んでること。風の流行や連休明けもあるが、駐車場は7、8台満車、それも高級車ばかり。さすが芦屋の腕利き病院。昼過ぎに母親早退で引き継ぎ。小若とはこれで3日間のつきあいとなる。毎日私の時間に割りこんでくる小若は何なんだ?インスピレーションを出し続けるそのお喋りぶりは定評がついた。数か月前まで片言も言葉が出なかったのは、黙っていながらも自分の引き出しに言葉を入れる作業をしていたのだな。チアに明日の講義の相談は、イントロは「英語に学ぶ」テーマは「レンガと建築 外構工事の進め方」サビは「パットメセニーに学ぶ職人選抜」に決定。夕方、バトと11y邸の詳細打ち合わせ。バトには11b邸の実施設計もエクセルでやるように。夕刻までブログ。メゾンの行く末案ずる議論。泥船かもしれないが、自分たちの船を見過ごすわけにはいかない。

第8回講義録111130

こんにちは。時間が来ました。遅刻の人はあとから出席票お渡しします。ではイントロから。

廻日録 1月9日



2012
小若ツアー
仮運転席と仮管制塔
月曜日晴れ。連休2日目。昨日まで頑張りとおしていた番頭が朝から風気味で休養。ゴミだし、雨戸開け、水遣りと朝のお仕事で薪割りはスルー。先日メゾンのコンサルについて月1回の起用法について見直しのメールを理事宛にしたところ、返信ありでその返信。講義録の続き。昼食は簡単スパゲティ。午後メゾンの件で再度返信。今日はここまで。午後から小若とちょっとツアーは、ポートライナーは運転士相当席に乗って神戸空港。階段を上がると丁度ランドオンしたスカイマーク。しばらくしてANAが着陸して目の前に。目を凝らす小若に動物的エネルギーを感じつつ、17時帰路。疲れて早寝。

廻日録 1月8日



2012
日曜日晴れ。連休初日。といっても正月休みから仕事始めを終えて、また休養日。講義録つづき。メゾン理事に送ったメールの返信ないので、もう1回ダメ押しの案を送る。相手から返信。そのまた返信でここまで。午後から番頭と小若と食料の買い出し。小若とYoutubeで人気は「新幹線でゴー!ゴゴー!」。この動画2分11秒でなかなか優れもの。いわゆるポップスの王道を引き継いでいる。2歳3か月の小若もゴーゴゴーと歌っている。この動画のある方のコメントで、「アメリカ在住、双子ボーイズ(4歳)の母です。先月6月に3週間ほど日本へ里帰りした際に、ボーイズはこの歌にハマりました!ちょうど新幹線に乗る機会があったのですが、その時はもちろん、駅でも新幹線内でもこの歌を2人して歌っていました。アメリカに戻ってきた今もまだ、ことあるごとに口ずさんでいます。夢のあるかわいいこの歌が私も大好きです。」とあって、ほんとに・・そうですよね!2歳3か月でも、ゴー!ゴゴー!口ずさむんですから。夕刻まで講義録。

第7回講義録111123







イントロ
今日は読み物を三つほど。まず蟻の話からマムシ料理、釣る瓶老人へと順番に、チアさん読んでいってください。

随想誌-音楽120107



随想誌では極力楽曲紹介をセーブしてきたが、(許すときりがなくなる)今回第2回目である。

廻日録 1月7日


1階に書斎移動

2012
土曜日晴れ。5時起床。目覚めの朝にパソコンでyoutubeを開きしばし音楽動画鑑賞(随想誌へ)。6時過ぎ朝食後仮眠。9時、1階の薪ストーブ横に書斎設けて、バトと外構門の図面修正。午後Q&A6回から9回までの回答19時終了。6回目講義録途中。夕刻ブログ。

第6回講義録111109

皆さん、こんにちは。講義を始めますので、ご静粛に。
まずイントロから。

廻日録 1月6日 小寒



2012
金曜日晴れ。今朝も遅めの7時過ぎ起床。11x邸の訂正された図面を再度修正スケッチとしてバトに送る。番頭が11y邸の工程に沿って各業者に電話連絡。基礎土間コン、庭石はシゥー組、衛生設備はマコ設備、ガスはジナへ、それぞれ来週の日程を詰めてくれた。午後から講義録の続き。このままではいずれ挫折が待ち構えている。質疑録もある。この連休までが勝負と、各講義を要約してでも取り急ぎまとめたい。CBの西に落羽松という落葉の松の大木がある。ふとロフト階から見ると昨年末から羽を落とし終えて裸の木となっている。クリスマス前は電飾でもあったらと思っていた羽がないのだ。自然の知恵は人間には及ばない。夕刻、第5回目講義録終了。

第5回講義録111026

※第5回目からは、内容等についてかなり簡略化したものになります。取り急ぎ公表することを優先するための処置で、後日機会があれば改めて内容充実としたく思いますので、あしからずご了解ください。






講義に先立って大学事務室より業務上のアナウンスをさせてくださいと担当教授のお申し出あって、ランドスケープの学生たちが外部実習の都合で遅れるため10分繰り下げて開始しますとの内容であった。講義は17時10分より講義開始。

では時間が来ましたのでイントロから始めます。

廻日録 1月5日


2012
2車収納
木曜日晴れ。未明に目が覚めたせいか起床7時半。今日から仕事始めでスタッフの調整あり。主に施工担当だったマナがバックに廻ってサポートメンバーに。固定メンバーは4人ということ。シーダ・バーン フォー。バトから11x邸外構木工事の図面届く。番頭からプリントアウト。計5枚の訂正のスケッチを送り返す。現場に残る残材で新規材料なしという気合で臨みたい。昼食後昼寝せずに、ガレージ棚の移動。これにより、プロシードは扉内に収まり、もともと通り土間にあった棚は新アルトの後ろに。夕方、イントロ次回の英語力の話を思案。メゾンの勉強会について、リトと電話相談。夕食は小若家族と番頭のアジとカキのフライ。食事中夕刊を開く番頭が「菊竹先生お亡くなりになった!」。お体が優れないとは聞こえていたが・・・・。夕刻ブログ。

廻日録 1月4日



2012
窓辺のソファ
水曜日曇り。朝9時、徒歩にて救急病院で頭の傷の抜糸。ホッチキスを2個へらでとるのだが、ほとんど痛みなし。9時半過ぎ帰路。朝から気になっていた窓辺のソファーの写真を急ぎ撮影し、11e邸の打ち合わせに備える。10時11eご夫妻来訪。チア同席し、番頭も途中参加で基本構想案の取捨選択の打ち合わせ。部屋数は確定に近いが配置について特に要望がないのでF案までの案がさらに発展。要するに、LDK、書斎、寝室、ひいては浴室まで階を上下しながら配置の議論が続く。13時半、L案まで辿り着いてほぼ案の全容が出そろった。200分以上の起伏に富んだ打ち合わせ終了。帰路途中でレストランにお寄りになりたいと、芦屋川駅前のフレンチをご紹介。こちらはとろろ冷やしそばで昼食、昼寝。午後チアと講義録資料やりとり。今年あと2回残すのみで、ここで追いつかないと挫折か?しかし、4回済みで8回残すでは苦しい。夕方買い物へ、プロシードで遠方の行きつけのスーパーが休み。大手スーパーに廻るも品揃え今一つ。夕食は煮魚とごはん。夕刻講義録のイントロは荘子について。

第4回講義録111019



イントロ

皆さんこんにちは。時間が来ましたので始めます。



まず、イントロ。今日は私の仕事がらみの話ですが、イントロですから、内容は建築、環境という難しい話ではなくて、普通の人の暮らしについての話です。ご紹介する「チルチンびと」という雑誌は、建築家の住宅の掲載などがされていますが、建築設計の話ではなく、そこに住む人や家族の暮らしに焦点があてられているのですね。まさに「普通の人の普通の言葉」が紹介されているのです。「普通」という言葉が「普通」かどうかはわからないですが。要約しつつキャプション付の写真を見ながら、会話文を聞いていきましょう。 

廻日録 1月3日



2012
火曜日晴れ。起床7時前。3日目の完全休養日。朝から薪割り。合間に講義録。さらに先日タケちゃんの刻み場から持ち帰った端材17袋を薪小屋に1列並べて、年末の仕事がようやく完了。この端材は長くて10センチくらいのものばかり。4m材から真ん中3.8m材をとれば両耳が10センチとなるわけで、確かに片側小口が黒く乾燥している。2間3.8mというモデュールは理にかなっているわけだ。
室内から見たハート電飾
夕方、小若家族と夕飯は番頭のてんぷら。結局、この3日初詣にも外にも出ず家でゆっくり。夕刻ブログ。結局講義録は電飾ハートマークが見える食卓ストーブ前で、深夜にかかる前にやっと終了。



廻日録 1月2日



2012
注連縄と松飾り
月曜日晴れ。6時起床。注連縄のクスノキ前で薪割りで体を温めて、風呂掃除。朝食は番頭とお雑煮と磯辺に生野菜。今日は恒例の箱根駅伝。めったに見ないテレビだが、早朝からON。早々に早稲田が東洋に抜かれて興味半減して懸案の講義録の続きに取り掛かる。昼前来訪の小若家族と昼食。午後から講義録も進展芳しくない。むしろメゾンの住民一同のチェックにのめりこんで、住戸地図、履歴グラフなど作成して分析把握に努める。武者震いというか、肝心の作業の前に気合入れかウォームアップか他の作業に励むのが悪い?癖。ここ16年前後で、70戸の中、高齢者、賃貸、空き室などが40はある勘定。夕方再度講義録挑戦し少し前進。晩餐は小若家族と4人で番頭料理。小若とyoutubeでここ数日恒例の「新幹線通過」と「はたらく車」鑑賞。お家へ送り出して早めの就寝。

廻日録 1月1日 雪麦の候


2012
手作りお節で迎えた元旦
日曜日晴れ。元旦、かつ久しぶりの完全休養日。昨晩から小若家族が泊まり込みで、小若が起こしに来るまで寝ていようと起床は遅めの7時前。今年は年末まで慌ただしく、31日午後から仕込んだ番頭のおせち料理とお雑煮とお酒で簡単な新年のお祝い。番頭にとっても年末ぎりぎりまで忙しく、その中で自前の手作り料理は誇らしい。年賀状を拝見し、送り漏れの返信年賀を投函。プロシードをコインパークに預けて新アルトの洗車を手伝った後昼寝。夕方再度小若家族とお節。通りすがりの開店レストランは超満員らしい。きっと奥様達が家にいたくないんだろう・・など言っている。こちらは一人缶ビールでほろ酔い。しかし、行動力目覚ましい小若に全員振り回されて連日テレビもつけずに時間を過ごす年越し元旦であった。

廻日録 12月31日



2011
土曜日晴れ。一昨夜訃報のメールが届いていて、早朝ネットからお悔やみの電報を送る。K事務所時代の同志で数年前から病を患っていた。気骨のある人だったのだが・・。年賀状の束から1枚差し引いてポストへ一括投函。昨夜からの続きで年末のブログ整理。赤パソコンにまだ慣れないが何とか。9時過ぎに電話がかかる。今度はメゾンで居住者のご老人が孤独死である。ちょうど遊びに来た小若を引き受ける。その後小若と公園などで遊び相手。母親は年賀状作成中で都合がよい。小若の成長は著しい。言葉や態度が日に日にしっかりと。今朝も三輪車に跨いだかと思うと、片足をペダルに乗せて片足で地面をけって進むという変化技を出してきた。三つ子の魂というが、2歳過ぎた今頃がすべての出揃う時期なのかもしれない。昼前番頭が戻り帰路。午後昼寝後、ブログ。一旦昼寝に戻った小若家族と再合流して晩餐はすき焼き。ブログ。結局テレビも何もなしで小若に振り回されて就寝。なおもブログで夜半終了。1年の区切りに際し、皆様お疲れ様でした。良いお年を・・時計を見ると0時2分であった。

廻日録 12月30日



2011
ハートの電飾づくりに挑戦
金曜日晴れ。早朝、プロシードの端材の荷卸しの後プロシードで番頭と小若家族で買い出し。午後から窓に手作りのハートマークの電飾に挑戦。材料は2個の鉢植えの輪っかと細い針金。これを捩って強くして輪っかを繋げて形を作る。これにツリーで用済みになった電飾の5mコードをからませる。
シーダ・バーン電飾
夕方点灯してまあまあの出来を確認。スノーマンも道路際にもってくる。電飾は冬の夜長の厳しさを和らげる意図があって、何もクリスマスのためにあるわけではないから、他の家が仕舞い込もうがシーダ・バーンはパワーアップを実現するのみ。夕刻、小若家族のメゾンへ。洗濯物干しの鉄棒を取付後、晩餐。電飾手作りもあって半日の俄か職人であった。20時過ぎ帰路。夕刻、ブログの発信に挑むも白パソコンのカーソルが不動。キーボ-ドのみの操作で数打ちゃ当たる式で、急遽新型の赤パソコンに情報転送。実作業は明日に繰り延べ。

廻日録 12月29日



2011
木曜日晴れ。納屋組は今日から冬休みだが、11x邸外構工事は今日までバト詰め。ガレージ側の煉瓦スケッチがないことが心配で、朝からパターンを描いてバトに送る。砂利敷きとの境は縁石として煉瓦は小端敷きで数量も多めとなる。その分、北側の縦置きスペースの煉瓦を砂利にすればいいわけだ。バトからは逐次携帯で工事経過の写メールを送ってもらい、逐次指示を出すことでなんとか細かいところまで見ることができた。バトに感謝。
朝、タケちゃんとユウくんが来て03z邸の建具を受け取り、取付に行く。刻みの端材も持ち込み。帰りに再度立ち寄ってもらい、煙突トップの掃除をしてもらう。午後は携帯片手にバトメールを確認しながら、端材を薪小屋へ収納。
11y邸 タケちゃん刻み場
16時40分プロシードでタケちゃん棟梁の加工場へ17時10分着。針葉樹合板の余分を保管してもらう。11y邸の刻み進行の確認。空いた荷台に端材屑材を載せて17時半退場。途中駅で番頭と合流。チアのお母様の料理店へむかう。18時過ぎ最寄りのコインパーキングに車を置き入店。やはり手作りの餃子が外連味のない焼き加減で評判通り。春巻きや酢豚の一品も美味。満腹状態で19時過ぎパーキングへ。照明が壊れていて精算機も点灯していない。隣にあるきちんとした機械で精算かと思い操作するも応答しない。居合わせた他の2組も同様に。若い男性が携帯で問い合わせてくれたところ、さっきのボロ精算機が正解だと。数字が擦り切れてマジックで描きつけているのも見えにくく、何とか操作するが、思わずその男性「難儀なとこやのー」。最後に領収証ボタン押しても反応なしに「もうええわ。」何とも、おもろい場所におもろい人でした。

廻日録 12月28日



2011
水曜日晴れ。10時見学のお客様。冬休みなのか、つい最近予約された11fさまは今回ご主人お一人で。前半は暮らし方などの話から、後半は施工、予算と決算などのご説明。11fさまは土木関係の管理をしているらしく、予算組みした後見積もり時点ではNETで査定するのか?という質問があった。私の中にはグロスもネットもないので、少々答えに窮した。通常工務店などで行われている実行予算的な話なのだろう。後で再考したがやはりシーダ・バーンの場合は馴染まないだろう。12時終了。

急いで昼食後、チアと新古車丹人で出発、15時前11x邸着。丁度外に出られる11xさまご一家と簡単なご挨拶。外構はゲボハウス泊のバト詰めで、工事はシゥー以下3人。それとサービスヤード側は最終スケッチを描いて面積あたってみよう。約4平米ですね。道路側は?長さ6mで幅0.67だからやはり4平米。今残っている中国煉瓦を集めてパレットに積んでみようじゃないか。何段あるかな?8段になりました。ということは8平米だからぴったりいくのだろう、きっと。16時半チアと退場。本来は丹人はバトに引き継ぐ予定であったが、バトがメガネ持参ないので運転無理とわかって、チアが丹人を運転して駅前ガレージでプロシードに乗り換え。チアを途中駅まで送って、一人プロシードで帰路20時。納屋組は今日で今年の仕事納め。

廻日録 12月27日 麋角の候



2011
11x邸門廻り修正
火曜日晴れ。予定では朝から11x邸へと向かうはずが、昨日の一件で在宅で自重することに。現場は今日からバト詰めなので半ば安心ではあるが。そのバトからしばしば写真が送られてくる。完成した室内写真などは一旦最後の記録となるので、写真の撮り方を改めて注意。要するに建築写真はあくまで水平垂直を重視しなければ。例えば左がオーケーでも右が煽っていることなど多々あること。工事中ならそれでも良いが、ここは一踏ん張りしていい写真を撮りましょう。昼前昨日の救急病院へ行きその後の経過を見てもらう。特に異常見られず、来年抜糸とのこと。午後、チアが年賀状原稿を作ってくれたが、再度写真を撮ることに。前回の写真との比較検討。一長一短あったが、結局原案でGOに。11x邸、24日に描いていた門廻りポストの煉瓦積みの更なる納まりなどスケッチの修正をバトに送る。煉瓦枚数が限られている中、最も有効な利用の仕方が徐々に顕かになってきている。自宅で安静ということで、溜まりつつあるブログ原稿の整理で終わる。

廻日録 12月26日



2011
月曜日晴れ。11b邸現場の軸組図にモクセンの網掛けを入れて仕上げ。これをどう拾うか?をチアに説明しながら考えをまとめる。エクセル図拾いを平面図にまとめることにすると、作業が効率的になるのではないか・・早速メールにて
チア、エクセル化すると時間かかるでしょう。屋根見上げ図はボツかも。これらは手拾いでしていましたが、エクセル平面図に数値情報入れていくとか効率的な方法考えたいです。エクセル平面図に入れる方法考えましょう。
先生

14時11yご夫妻来所。試算増額について、細かい拾い書をお見せしてご説明。大幅な増額だが概ね了解いただく。11y様は特に色々な思い入れのあるご要望を出される方であるが、それに伴う金額もよく飲み込んでいただいていることに感謝すべき。一つ一つ金額の妥当性を今後も吟味していくことになる。16時前打ち合わせ終了。雪がちらつく。