シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



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現場速報-10Z邸17日目午後、型枠



あらすじ  
フェリーで遠方に行き来する現場の基礎工事は一筋縄ではなかった。しかし地元の顔とでも呼ぶべきオヤジに導かれ徐々に道が拓かれていく。


主な登場人物
オヤジ:基礎屋の社長兼親方。口も手も動きが速い。基礎工事幕の主役。
ブル:型枠職人、おっとりしている。


午後は引き続き、型枠固定の作業。こちらはいよいよ迫ってきたコン打ちに備え、アンカーボルトのチェック。いけこむに当たって、やはり点検口の補強筋が邪魔になっている。番線や小石でスペースを広げたりする作業にかかる。場所は5,6箇所だが疎な倍はあるので一苦労。それぞれ通り芯番号つけて記録する。


15時過ぎオヤジ登場。ブルと話し合っている。「先生、ここ見てください。型枠が墨より内側に入ってるけん、150幅とれてません。これどうします?ちょっとぐらいの誤差しょうないやないか。悪い施主あたると、こういうの見てクレームつけてきますからね。そらっ!やっぱりやりなおししないと。あっちのほうにも150取れてないところありましたよ。ここですが。こんな、中央のところは上のこのサンギ打ち直せば簡単に直るけど。角のところは・・。大工さん、やらないのか。丸のこもってるか?わしがやるけん。」といったん型枠を取り外して、直し始める。ブルもしぶしぶ反対側をはずして同じように。両端直ったところで型枠工事は終了。16時半退場。事務作業等終えて、17時半帰路。

実は日中、フェリー乗り場に無料駐車場はないのかときいたところ、新門司にはあるという。昨日のスリーブ騒ぎで、現場到着の遅さを痛感したため。これはラッキー。直接プロシードで乗り付けられるのだ。コン打ちの朝は7時半には到着できるだろう。プロシードにて18時フェリー乗り場。あすは一日現場は休みである。

現場速報-10Z邸17日目午前、水道屋



あらすじ  
フェリーで遠方に行き来する現場の基礎工事は一筋縄ではなかった。しかし地元の顔とでも呼ぶべきオヤジに導かれ徐々に道が拓かれていく。


8時過ぎ宿を発ち、水道屋へプロシードで向かう。昨日のスリーブ工事の件、電話ではよく伝わっていないと感じて、幸い徒歩圏に会社があるようなので朝駆けすることに。

昨日電話をしたのだが、留守だというので社長から電話くださいと伝えたところ、後で息子さんから返事があった。直接言うのもいいかと思って、「お客さんのお金もらって施工図かいて好きなように施工してはいさよなら、そんないい仕事あるって聞いたことない。今日来た職人さん稲原さんですか、、この現場ずーっと来るんですか。担当者なぜ現場来ないんですか。稲原さんが担当者ですか。」「そうです、稲原がずーーと来ます、担当者です。」「では誰が図面書いたのですか。」「父です。」「それならお父さんが担当者になるんでしょう。お父さんは忙しいから、あなたが担当者じゃないですか。もっと現場に愛着、執念持ってください・・。」などと苦言を呈すと、「はい、わかりました。」これはわかっていない。

事務所内2階にあがって、「ごめんください」というと、親子で出迎え。「昨日は手直し来ていただいてありがとうございました。実はその後監督さん来られなかったのし、図面が見つかったので後先になりましたが、昨日の修正箇所チェックしてもってきました。これで図面直して事務所に送ってください。」「どうもすいませんでした、先生はずっと現場に来られているんですか。」「ずっとではないけど、20回くらいはきています。たまには現場打ち合わせに来てください。北側の配管スペース苦しいのも打ち合わせ不足だからでしょう。よろしくお願いします。」

現場に戻る。型枠屋が鋼管を積んできている。今日は型枠に横通しの補強パイプを取り付ける作業。セパ金具で両壁をあわせた後ホームタイという金具をねじ込む。それにダブルという楔による押さえ金具を取り付けて固める。短いところは木を適当に切る。午前終了。

ところで、10y邸の薪ストーブの件、よい方向かと思いきや、昨夕またメール連絡が来た。

市居様
更に勝手になりますが、相談させて頂きたいです。
確認申請時、提案くださっていた機種寄り道しましたが、やはり一番いいです。ただ、新型と比べ、倍ぐらい費用要ります。費用がネックです、ネットからの購入でご面倒見て頂けないでしょうか。尚、当初よりご提案いただいていた型番になりますので施主支給では無く、CM料は必須の認識でおります。以上ですが、コメントを頂きたいです。宜しくお願い致します。

というもので、またまたネット商品の相談である。その方面のお店は個人的に賢く使えば問題ないが、世話をするとなると責任問題にかかわってくるので問題だ。しかし若い方のこのような指向はにわかに増えているという。お客様だけに、その意向を無視するわけにはいかないのが実情であろう。私も、半日どうしようかと悩んだわけであるが、この昼休みに返事をしなければ元の木阿弥にもなりかねない。昼休み直前返信メールを打つことに。

10yさま 
お世話になります。返信遅くなりました。
まずは機種決まりました。現物みていますし、お客様使っています。自邸は同じシリーズを入れて使っています。ありがとうございます。問題点金額だけですからクリアーです。薄利多売のネットショップと10yさま 思惑あっているように見えますが。薄利過ぎますので、老婆心ながら心配はあります。
こちらサイドでは原則支給品です。設置取り付けまでご協力できません。工事当初の約束に入っていません。軒先渡しでなく車上渡しです。設置2,3人と書いてありますが床にあげるので素人だけでは重くて間違えれば、建物に傷が、人体にも危険なものです。3人必要です。人件費に直せば最低2万円です。養生もいります。煙突との取り付け調整も必要です。人件費になおすと半日で1万円。不具合あったら責任持てないので、煙突全体を10yさん側で施工していただくかもしれません。そういう別途のお客様も多いです。提案品価格との差額4万円です。CM料心積もりあれば、ここは通常どおり進めるのがよいと思います。
なお便所手洗いの件 白でお願いします。事務所で使っている楕円型の手洗い鉢です。衛生管理上 皆様住宅では白です。水商売は色物です。お子さんもいらっしゃいますから。図面参照ください。大工手待ち迫っています。至急ご査収ください。
市居博


昨日に引き続き電話を入れると、了解ですという返事いただいた。やれやれ、ほっと一息。




現場速報-10Z邸16日目午後、型枠



あらすじ  
フェリーで遠方に行き来する現場の基礎工事は一筋縄ではなかった。しかし地元の顔とでも呼ぶべきオヤジに導かれ徐々に道が拓かれていく。


主な登場人物
オヤジ:基礎屋の社長兼親方。口も手も動きが速い。基礎工事幕の主役。
ブル:型枠職人、おっとりしている。


昼過ぎ10yさんに電話。
「薪ストーブは量販店ものではなく選んで行きましょう。」「コンパクトなもの希望していますのでお願いします」「便所の錠の件ですが、これはこちらの手違いありました。シーダバーンと同じ表示錠(内部サムターン付き)がいいと思います」「それがいいですね」「ツマミはネットでもう購入されたので仕方ないですが、ネットの型ガラスの件はサンプル取り寄せして決めましょう」「外壁ですがポーチにおいてあった漆喰色サンプル、5種類作りましたが、最初に作った黄色味のコテ押さえがご要望の校庭の土色に近いですね。スパニッシュ瓦ともあっていますし、南仏のプロバンス風でもありますよ」「はい。それがいいです」などと、やはりじかに声で話すのが一番である。


午後、型枠工事進展。ピーコンのボルト位置にあうように反対側の型枠、これは外側だから新品に穴をあける。そして型枠押し込んで、そこに何か複雑な形をした金具を取り付ける。型枠職人ブルから質疑。この玄関土間の立ち上がり低いけん、図面通りやと鉄筋が飛び出てしまうわ。」「どれどれ、あ~鉄筋間違えている。このままだと柱切らなあかんですわ。オヤジに連絡して直してもらいます。」

15時20分オヤジ再登場。「どうするんですか?カットしたらここだけフック無しになりますか?」「いや、格好は自信ないけどフックつけます。」「意地でも?」「意地も何もないです。図面にあるようにするだけです。といいつつ番線をほどき、フック筋上部をカットし、パイプ風の道具でまげてゆく。」手作りフックだ。範囲も短いせいか30分ほどで終了。

待ってましたと型枠建て込み。

ところでだいぶ建て込み終わりましたね。内側固まっているからそろそろ対角測りましょうか。建物大きいから3つの四角い部分で測りましょう。3つのは位置関係はトランシット信じて。まあつなぎの部分だから多少いがんでも・・。これだったらもうできる。リビング棟から行きましょう。急ぎマナに連絡してピタゴラスの定理で対角寸法出してもらう。

巻尺ここが0ですからあわせてください。いいですか、引っ張ってますか?はい、10.420ですとオヤジ。あれ、ぴったりだ。反対の対角いきましょう。10.420!オヤジあらかじめ計算してたんではないの?そんなことないです。次は母親棟できますよ。まず一つ目の対角・・10.540です。5ミリ多いな。もう一方は・・10.530dす。こっちは5ミリ少ない。オヤジ、4辺測ろうか。4辺ともほぼ7450です。

そうか、そういうことか。つまり少し菱形になっているんだ。その誤差はキャドかなんかでわかるけど、わずかでしょう。いいとしようか。家族棟はまだできていないから明日にでも。などといっているうち家族棟も出来上がり。測ってみるとほぼ四角でオーケー。結局対角チェックはこれで終わりだから、コン打ち前に駆けつける予定はなし。17時型枠屋退場。オヤジに見積もり依頼書、合板と金物渡すと、即座に電話、話しつけてくれた。オヤジ退場の後、それぞれに電話して納屋組からファックス送りますからよろしくと。チアがファックスしてくれる。18時前退場。理栄泊。

現場速報-10Z邸16日目午前、型枠


あらすじ  
フェリーで遠方に行き来する現場の基礎工事は一筋縄ではなかった。しかし地元の顔とでも呼ぶべきオヤジに導かれ徐々に道が拓かれていく。


主な登場人物
オヤジ:基礎屋の社長兼親方。口も手も動きが速い。基礎工事幕の主役。
サイ:電気屋の一人親方、徐々に熱意が伝わってくる。
リブ:設備屋。年配でおとなしそうな感じ。スリーブから来たからリブと呼ぶ。



前日の10y邸現場立ち寄りがあったため、昨日は大阪南港20時零分発フェリーに搭乗。いつもより現場着が1時間20分遅くなり9時半となる。

現場はスリーブの日。スリーブというのは直訳したら何かわからぬが、コンクリートを打つ前に紙パイプを型枠の間に差し込んでおいて、あとで排水や給水の管をらくらくと入れられるようにすること。これを忘れると後でカッターで開けなければならない。鉄筋を痛めずに開けるのは大変だから今のうちに真剣勝負しておきたいところだ。設備はもとより電気ガスも取り付けに来るが、それまでに現場にいてくれるだろうか。

バス停留所からバッグを引いて道を急いでいると現場のほうから作業車がすれ違っていった。やっとプロシードにたどり着くと、いそうなのは電気屋サイだけか。「設備屋さん今さっき帰っていったけん」そうかやっぱり。「スリーブもういれましたか?」「結局ここの分電盤のところに2箇所入れただけです。あとは電話など基礎沿いに立ち上げてボックスでジョイント、土台下からいれます。」「まあ、それはそれでいい。ありがとうございます。」基礎の途中に入れたスリーブは何?ガスって書いてある。これは打ち合わせ外だ。みっともないというやつ。連絡して基礎底に変更してもらおう。

現場、型枠屋が立ち上がりの打ち放し型枠を搬入中。

さて問題は設備だ。確か配管図とスリーブ図を設備屋さんからもらっていたが、ばたばたしてあまり見ていないし、どこかに紛れてしまった。ええい、平面図と見比べながら決めていこう。納屋組マナが補佐役で。マナが図面持っているわけではない。家族浴室、浴槽の窓を2枚引き違いにして山が見えるように、栓の位置が南になっていいのだが。浴室詳細図面がない。マナに聞くと詳細図では浴槽の向き反対になっているそうだ。平面図がいい。南にカラン北にシャワーカランとしてスリーブ入れよう。給湯は土台下から入れる。渡り廊下土間低い立ち上がりに給水スリーブが。これは南側の下流し用。マナに聞くとキッチン横に分岐したらいいという。キッチン排水は点検口下までスリーブが。マナは点検口横通すので問題ないという。それから妻の間あたりにある汚水雑排水スリーブ。マナがこれは2階便所からではないかと、確かにそれしかない。マナよく知ってる。それで、縦排水が柱間だそうで、しかし土台基礎で当たるので、床上で横に振るしかない。だから反対側の収納側にふって便所下から出すことにする。母親棟は概ねオーケー。風呂排水の位置がわかっているのでマナの指示寸法に変更。それから便所への給水がないので、入れておく。これでチェック終了、変更箇所は水道屋さんに再度現場に来てもらう。水道屋は現場のすぐ近くと聞いているので都合がいい。


オヤジも登場。黒板に書き込んで記録写真をとっている。さすが、民間にもかかわらず言わずともここまでやっているところは少ないんじゃないか。

程なく2人の職人さん登場。年配の方、設備屋にしてはおとなしそうな感じ。(スリーブから来たからリブと呼ぶ)ひとつずつ相談しながら納得の上だから変更作業もスムーズ。途中ガス屋さんも参上。

実はこの一連のスリーブ変更手続きの取り込み中、納屋組番頭より連絡あり。10y邸で薪ストーブ以下何点かの課題が二転三転しているらしい。先生がほったらかしにしているから、と批難めいている。バトに事情聞いて対策を立てることにするが、ああ忙しい。

立ち上がり型枠の手順を見ておく。まず内側から建て込み。使い込み型枠なので、レーザーによりレベル出しして、釘うち、墨をつける。次にスペーサーの穴をドリルあけ。ピーコンをつけた150幅のスペーサー取り付け。午前終了。

先ほどの10y邸、どうも10yさんの最終判断と納屋組の段取りの歯車がかみ合っていないようだ。昼弁当早々に済ませて、メールを打つことにする。

10yさま、お世話になります。昨日現場見させていただきました。おかげさまで10yさまのご要望に沿うものが順調に形になってきました。 薪ストーブの件、納屋組選考の一案より奥行きサイズが小さくしかも量販店用です。ネット販売もそうですが売れやすくする工夫のある機種。設計段階でストーブ詳細図面もつくり、予算も最終的には組み込んでいます。それでも、現場最終のここにきて10yさまが金額を下げるお気持ちは・・。 金額にこだわるなら、たとえば外壁仕上げでお選びになったコテ押さえ仕上げは、他の撫で切りという粗仕上げより手間代アップしますから、そうお伝えしなければなりません。いまのところそうなっていないのは、職人さんがいいものをつくってあげたいという心をもたれているからでしょう。そう解釈してこちらからは値段について余分に聞いていないのです。 私たちにとってもお金は大切ですから、1円でもおろそかにせずご報告できるようにしています。またお金に翻弄されないことも厳しく自命しています。長文となりましたが、ご理解のほどよろしくお願いします。 なお薪ストーブの現時点でのお答えは、その機種をどうしてもというなら、ご自分で購入設置してくださいということになります。なおこの件電話もさせていただきます。






現場速報-10Y邸番外


登場人物
  • オム:大工さん、若い青年。
  • タオ:左官屋さん。


1ヶ月ぶりの現場ということで、不安と期待交じり向かう。日中の移動ということもあって、今回は時間優先、乗り換え苦にせず駅到着。納屋組バトに送迎お願いする。普段はできるだけ現場の邪魔にならぬようバス利用になるが、時間がない。

足場シートに隠れているが北側から見る瓦屋根など建物印象は変わらない。

ただ北側の外壁は列柱の感じに、雨戸建具の横枠が2間にわたり入ってひとつのアクセント。柱だけが並んでいるならどこにでも見かけるわけだから。

玄関ポーチ兼用テラスからみるダイニング越のアイランドキッチン。ダイニングテーブルも低めにセットすれば、親しみのある土間、床連続空間となるのではないか。また内部も基本的には大きく変化はなく一安心。細部にわたって手が加えられて完成間近の印象で、これで納品したての建具がとりついて落ち着くであろう。

初めて見かける大工さんが黙々と作業中。常連参加の大工さん(オム)はキッチン引き出し取り付け中。軽く会釈を交わす。かつては家具屋さんが工場でつくっていたあったキッチン製作が造作工事に組み込まれ、今回はじめて現場でつくっている。10年かけた歴史的なエポックかもしれない。窓廻りの雰囲気などもチェック。北東の食品庫の地窓も風が通り抜けそう。キッチンから、リビング奥からみる南側の開口部も十分にある。ポーチに外壁漆喰の色見本が5種類置いてある。左官屋(タオ)さんに、下地ラスモルタルかかる最初にサンプルで作ってもらっている。1週間程度下地作業かかるので、その間に色仕様決めれば段取りがよい。タオの所持する色粉、パーフェクチンというもの、年季の入った箱入り。

付近にあった瓦と並べてみたり、近隣の家の壁色と比べてみたり。バトに聞くと最初に作ったのが黄色みのコテ押さえ、10yさんの要望の校庭の土色に近いという。南仏プロバンス風でこれがいいのではと感じた。ポーチの立ち上がりの打ち放しコンの仕上げ、玄関内だけレンガ張ることにする。

バトからトイレ収納について相談あり。トイレ収納は必須なので、適当な場所がない場合苦労するが、今回はピアノスペースの棚との表裏セットで考えよう。また10yさんから多数来ている変更要望に対処するためのレクチャー、一通り理解。明日にでもご返事することに。そうこうしているうち時間が迫ってきてバト運転古アルトで帰路へ。途中コーナンへ寄ってキッチン引き出しのステン巻きパイプ購入。駅に5時、既にいつものフェリーは無理かも、チアに調べてもらうと今回は大阪発別便でいくことになった。

現場速報-10Z邸15日目午後、ベースコン



あらすじ  
フェリーで遠方に行き来する現場の基礎工事は一筋縄ではなかった。しかし地元の顔とでも呼ぶべきオヤジに導かれ徐々に道が拓かれていく。

主な登場人物
  • オヤジ:基礎屋の社長兼親方。基礎工事幕の主役。
  • リキ:基礎屋の番頭。力が強く頼れそう。
  • トモ:オヤジの息子さん。トモちゃんと呼んでいる。気が良さそう。 
  • カタ:レッカー屋の親方。肩が広い。


12時になって車内で弁当食べ終わって昼寝でもしようと思っていたら、昼過ぎまで仕事していたオヤジ軽トラを横につけて、弁当食い始める。落ち着かず寝付かないうち、今度はリキとトモのトラックが登場。そこじゃない、1個向こうのところにとまって・・などと目が覚めてしまった。

それで、引き続きラフター登場で騒がしくなり、時間はもう1時。生コン打つ前に全列配筋写真とって置こうと、ぱちぱちしていたら、鉄筋が団子状態のところに出くわす。急にアンカー-ボルトの活けこみが心配になってきた。
点検口の補強筋がダブル主筋に重なっている。結束線を取り払って、結わえ直したり石ころを挟んでスペースを確保。急遽ほかの箇所もチェック。5,6箇所スペース不足で手直し。活けこみ時にセンターでなかったら何のために主筋ずらしたか。

生コン車登場で午後のコン打ちへ。鉄筋を見直しているうち振り返ると、大きなバケットが吊るされている。これでコン打ちするんだ。奥のリビング棟からスタート。リキがバケット、トモがバイブレータ、オヤジがコテ担当。で思ったより合理的に進む。

オヤジに言わせればつまりポンプ圧そうでは早すぎるので、手間が追いついていかないから、このやり方にしていると。まぁ、ポンプ車だってじっくり待ってもらえばいいことだろうが。宝の持ち腐れか。おいおい、隣のガレージの車の上をかすめてバケットが移動。オヤジ、セメント落ちたら大変だ、注意して!オヤジ、笑って身振りでできるだけこっちのほう通ってと叫ぶ。

確かに、オヤジたちは立ち上がりの立ち見を水準器で確認、続いて糸張りで通り確認、狂いがあればリキが主筋や斜め仮鉄筋で、要所要所位置調整しながら進めている。バケットの往復の間に。ガレージ沿いなどベニヤをたてて跳ね返りを防いだり。



ラフターの持ち主が昨日のレッカー屋の名前と違う。あれ、別のところ頼んだんですか?「いやブームが足りないからカタ(レッカー屋さん)のところから別のところに頼んでるんです。」そうか。生コン1台目が終わって水洗いして2台目と交代。合計で9㎥の生コン。この生コン車でいったん途切れ、しばしの休憩。

「3台目は時間かかりますね。」「残りの量がわかってから頼んでつくるから。今度の立ち上がりはもう少し量が増えるよ。おい、リキ、次は朝から打って午前中に終わるか?」「どうかな、レッカーの仕切り次第かな。ドンクサイのきたら出来んかもな。この子やったらいいわ。」じゃあ、今度も指名してください。建て方時も注文書に書いておきましょか。「いや、建て方はカタが来るっていうかも。」「そういえば昨日現場見て何も難しい顔してなかったし。一番奥は建前も手起こしでできるから、太鼓梁だったら2メートルくらい手前で済みますね。」「それやったら、カタがきよる。」

車中に戻って、ブログ開設につき、各お客さんに了解の連絡とる。

ツカイシ最終の打ち込み終わって5時前生コン終了。計11.75立米。リキが金物活けこみ、これで今日の作業はおわり。

ふとツカイシの肌を見ると木目が移っている。「オヤジ、このツカイシ作ってよかったね。」「そうや、こんな重いもん既製品やったら軽トラで持ってくるの大変やった。」「そうですよね、あのころ随分悩んでましたもんね。」「この型枠どうします。先生もって帰りますか?次の現場でも使えますから。」「そうですね、杉板に油ぬって味が出てますよね。いや、家内に怒られますわ。置く場所ないし。まあ、こんなやり方しているところ、他の業者に伝えます。」

レッカーに続きトリオ17時退場。今日は土曜日、フェリーは週末20時発で時間はあるが、17時半帰路へ。次はスリーブ入れに合わせて来よう。

現場速報-10Z邸15日目午前、電気屋


あらすじ
フェリーで遠方に行き来する現場の基礎工事は一筋縄ではなかった。しかし地元の顔とでも呼ぶべきオヤジに導かれ徐々に道が拓かれていく。

主な登場人物
  • オヤジ:基礎屋の社長兼親方。基礎工事幕の主役。
  • サイ:電気屋の一人親方、徐々に熱意が伝わってくる。
  • 10zさん:空前絶後の熱烈なシーダ・バーンのファンかつお施主様。豪放かつ繊細なキャラで、時に出演もする。


宿で早朝仕事、昨夕帰ってから瓦屋社長から電話。月後半に門司に行くとのことだが、「基礎工事終わってるかもしれない、それじゃ社長単独でも着てください」ということに。

8時50分現場着。昨日オヤジに今日は昼からコン打ちですからと聞いていたし、型枠屋も終わっているので、今日は昼まで宿にいようかと思ったが、女将さん満員対応で疲れている様子で、早めに現場行くのもいいかと。工事なくてもね。ゲートを開けて工事車並みに敷地内に入ってみる。これで午前中は延長コード使って仕事もできる。
敷地見ていると、玉石くらいのが転がっている。これでツカイシにもできるかと思って、捨てられないよう水場に集める。のんびりしたひと時。

ここのところ事務所とのやりとりあまり書き付けていないが、主にバトが10y邸の段取りと施主連絡、バト同じく現場詰め。今月中に工事の大詰めが迫って、何かと大変。マナがこの10z邸の大工打ち合わせと見積注文など。先日も貫、梁材の取替えなど思わぬことがある。モコは10EX邸の確認申請がもう最終、設計図と拾いの修正。チア、各種記録とブログ関係、昨日は10EX邸の地盤調査の立会い。大方順調に進んでいる。

日除けの車中にいると、道路沿いで散歩の2人、老女の声、が敷地を見ながら話している。「2棟ですか、それとも3棟?」「いいや、一棟です」「こちらガレージですかね」「ガレージはこっち」仮囲い覗き込むように「奥のほうにも建物がある?・・10Zさん」ひょっとして、おばあちゃんか。いきなり挨拶行くのもなぁ。「息子さんにお任せして・・いいのよ・・」などと言いつつ、いつの間にか静かに。今朝のブログ(随想誌-音楽101011)ではないが現場の壁だろうか、私は。

10時過ぎに電気屋サイ登場。予定外だ。昨日の件か何かと思えば、最初に電線が遠いので何とかしますといったきり、現場に時々寄ったのだが、会えなかったのでそのままになっていたという。今日は電線延長するつもりだから、どうしましょうか、と聞いてきた。こちらも半ばあきらめていたし、電気屋は口だけかなと思っていたので意外感。そうか、この人電話で連絡できない人なんだ。時々います、そういう人。会えば何でも話せるんだが、電話はかかってこない。大工には結構多くて電気屋は珍しいが、シャイな動物のサイ。そのサイが巻き取り式の20m延長コード持ってきている。おニューじゃないですか、高いんでしょう?プラグに蓋がついている。いや、これ一番安いやつ、4000円、ほんとの工事では使えません。だって。どういう意味?この側溝の石蓋の下をくぐってコード伸ばしましょう。そんなことできるんですか。この竿で、といって伸縮して先端に鉤がついているもので、コードを溝ふたの中を通すのである。それで敷地の反対側に受け口をセット、そこから今度は私の20m延長コードを溝下に通し、ようやくプロシードまで電気が来ることになった。そのあと、工程など雑談。電気いつからかな、来月8日から造作開始だから、同時に・・いや屋根仕舞い終わらないと。たぶん11日くらいからですか。はい、やっぱり床下から配線でいいんですよね。そうです、床下というか大引きにぶら下げてください。2階がむしろ難しいんですが、この家平屋が多いからその点いいかもしれません。じゃぁ、来月また。はい、スリーブは火曜日朝からでお願いします。朝から思わぬことがあって、やはり早めに現場に来ると情報違うなぁ。三文の得。

入れ替わるように永野組オヤジ登場。11時半前、ツカイシの型枠組にとりかかっている。プロシードの横に軽トラ止められて、潮時とガレージ道路側に移動。車内での仕事がこれで安定してできる。今まではエンジン電源、バッテリー電源、パソコン電池と使い分けてきたのだが、1本で済むのは大きく、ありがたい。

水場石組み徐々に立派に。10zさんから電話。建て方時のお弁当を頼んでいた件。泊りがけの大工工事なので、朝夕は旅館で心配ないが、お昼はこちらで段取りしなければならない。先生、手配できました。初日から大工さんと先生の分、上棟式では所員の方も増やします。ありがとうございます。私たちは普通でかまいませんが、大工さんたちは大盛りでお願いします。はい。ところで、夜ですがフェリーまで時間があるので直会どうですか。フェリーは20時ですから、夕食をどこかで食べてというわけにも行かないので、ありがたいです。17時半から19時まででお願いします。わからました。遠方なもんで家族は失礼して、私一人で。ありがとうございます、よろしくお願いします。午前終了。

現場速報-10Z邸14日目午後、ベース型枠


あらすじ  
フェリーで遠方に行き来する現場の基礎工事は一筋縄ではなかった。しかし地元の顔とでも呼ぶべきオヤジに導かれ徐々に道が拓かれていく。頻繁な行き来により工事もたけなわに。

主な登場人物
  • オヤジ:基礎屋の社長兼親方。口も手も動きが速い。基礎工事幕の主役。
  • ブル:型枠屋の親方。オヤジから請けているが相性は?
  • サイ:電気屋。自分の時空間をつくって動く才人。



午後、帰ったはずのオヤジが戻ってきて型枠を一部はずしている。勘違いの振り分け墨だしを直し忘れていたそうで、ブルが「隠れるんやからたいしたことない」というのを尻目に、「気が落ち着かん」といっている。

再度帰り際に、電線を見上げて、「この電線敷地の上通ってますけん。電気屋さん何か言っとらんでした?」「特に・・」「レッカー来るから、保護しとかないけんやろ」「そうですね、いま電気屋さん留守か連絡取れません」「ワシが九電に電話します」と、携帯とりだし電柱番号は・・ですから、至急お願いします、と早々に話しまとめてしまった。そんなすぐ対応できるんだろうか?1時間後、九電2台3人現る。敷地上部全体をカバー。

型枠工事、一部鉄筋がいい加減で、それにあわせて作った型枠も直してもらう。職人は図面持っていても、流れで作っていくから、前の作業が正しいと思ってしまうんだろう。それにしても、鉄筋工事のこの2日、助っ人2人によって手が早くなった分、手間が落ちたとも言える。

午前来た設備屋が再登場。そういえば昼休みに電話かかってきていた。「うちの職人に確認したら、この作業かかわっていませんということで、お返しに来ました」「そうですか、それは失礼しました」やはりサイだったか。電話つながって、話し伝えると、エヘラ笑って、「いけなかったですか」「大体、現場入るときはちゃんと連絡してください」というが、話きいていない。愛称なかったけど、今後サイと呼ぼう。

夕刻4時過ぎレッカー屋さん登場。名刺もらうが、個人でやっている。10トンラフターでいけそうだ。建て方工事もみてもらう。「3日くらいかかりそうです」「あそこの駐車スペースに材木置いて運べませんよね。危険で」「いあや、材木ならまず落ちへんし、ワシら人の家の上超すこともショッチュウやから大丈夫です」「そうすると建て方時は駐車移動して材を置こうか。税込みでこんだけかかる。オーケーです。それじゃ事務所から見積もり依頼遅らせますので、よろしくお願いします」

17時ちょうど、型枠工事終了。「これでベースは終わりですか?」「終わったよ。」さすが、昔は普通の大工さんだったかもしれないね。17時10分帰路、宿泊。今週はずーと満員らしい。なにやらおかしいと女将さん首をひねっていた。





現場速報-10Z邸14日目午前、ベース型枠


あらすじ  
フェリーで遠方に行き来する現場の基礎工事は一筋縄ではなかった。しかし地元の顔とでも呼ぶべきオヤジに導かれ徐々に道が拓かれていく。頻繁な行き来により工事もたけなわに。

主な登場人物
  • オヤジ:基礎屋の社長兼親方。
  • スケさん:鉄筋屋の親方。オヤジから請けている。
  • カクさん:黙々と鉄筋組みをする日焼け職人。趣味はモトクロス・・アウトドアマン。
  • ブル:型枠親方。
  • ゲン:型枠屋。ブルの相方。


中2日おいての現場入り。と書くと野球の投手の登板間隔のような気がしてくるが。基本的に遠方の基礎工事などは連戦としているので、この間隔も神経使うのである。前回の帰り際、スケさんに明日から2人応援来さすと言われた。元はといえば最後の整地の時間を確保するためにこちらがオヤジにお願いしたからだが。それで、仕事ぶり見られないのが残念です、と答えた。案の定、昨夕の設備屋さんから鉄筋工事ほぼ終わっているとの連絡を受けていた。

いつものフェリーから送迎バス、路線バスと乗り継いで現場8時過ぎ着。既に、オヤジとブル、それに相方は初見参、赤色の作業服の白髪老人・・赤白→源平→ゲン?ペイ?・・呼びやすいゲンにしよう。

気になる鉄筋工事は終了、受け継ぐ今日はベースの型枠工事の続きである。オヤジも鉄筋のチェックし始めていたようで、打ち合わせ開始。大きなところで、あばら筋の寝かせが全体的にしていないか、足りないこと。特に定着筋で並列に重なるところが幅が増していてるためだから、重ね方を縦列に是正することに。

オヤジがスケさんに電話して、カクさんを呼ぶことになった。程なくカクさん登場。モトクロスやっている人だという。公私ともに太陽の下の人だけあって精悍そのもの。例によってオヤジが事細かに説明を交えて指示を出すのを黙って聞きつつ作業に入る。「ところで、土曜日コン打ちですが、ガレージ使えますか?平日と状況違いますから、空いているとは限らないですよね」「ワシもそう思っている。クレーンでしよかと思ったが、レッカー頼もうか。入り口の空き地から奥までどのくらいあるかな」「そうですね、約18メートルですか。確か前に10トンラフターで16メートルと言われました」「一度レッカー屋に現地見てもらうよう電話しておくけん」「レッカーで値段大丈夫ですか?」「打つのに時間かかるけれど半日やけん半分ですむから。ポンプ車だとまだ高いし回送費なんか入れると値段つきますよって」一段落してオヤジ帰りま~す、ブルにレーザー置いとくから使ってや、と伝えている。
「え、ベース型枠も高さ出すんですか?テンバで揃えるのでは?」「いや、こぼれちゃいますから、余分につくってますけん」「そうすると、サイドに目印をつけるわけですね」「そうそう、再度確認、釘を打ってね」計ると型枠18センチと、3センチ多めに作っている。

カクさん鉄筋の寝かせ作業進めている。下筋は並列を直しにくく上筋がそれにつられて寝かせにくい。太ももで鉄筋を押さえて寝かしながら番線を結わえていく。


ベース筋の下にスタイロフォームを加工した角材と紙管がしいてある。最初は仮に鉄筋を浮かせてるのかなと軽く考えてみていたが、いやこれでは鉄筋にコンクリート回らないからだめだ。近くにいたゲン、「ワシらと関係ない」という。カクさんに「電気屋さん来てたよ」といわれ電話するも留守電。携帯控えてなかった。昨日現場に来ていたという設備屋かもしれないので、その旨担当に伝えると、職人がしたかもしれないというので、「そんなん勝手されたら困るから、至急取り外してください、いつ来ますか?」「はい、午前中行きます」、となった。どうしてこんなことするのか?たぶんベタ基礎と勘違いなのか、それだったらもっと下でなきゃね?わからん。程なく、設備屋、若い担当者が来て、取り外していった。午前終了。


現場速報-10Z邸13日目午後、型枠配筋



あらすじ  フェリーで遠方に行き来する現場の基礎工事は一筋縄ではなかった。しかし地元の顔とでも呼ぶべきオヤジに導かれ徐々に道が拓かれていく。

主な登場人物
  • オヤジ:基礎屋の社長兼親方。口も手も動きが速い。
  • クロ:時に叱咤されつつ仕事をする黒縁めがねの若者。
  • スケさん:鉄筋屋親方。
  • カクさん:鉄筋組み手。

昼休みにかかって、親爺と相談。まず束石の変更について。靴脱ぎ石が2個でてきたことによって、広縁廻りは全面見直し。「石はいつ据え付けられるんですか。」「今は無理。コンクリート打ちおわったら、クレーンでもぶら下げて中にユンボ入れる。土やガラを出して整地するからそのときに。この広縁は広縁土台といって、どこも化粧的に材寸大きくしてるでしょう。だから束石少なくて済ませられるんでは。」「そうですね。大きくするように、変更します。1間は飛ばしたいから。石を2箇所置いて束石代わりにすると、真ん中の柱だけかな。」「柱の下には石入りまっせ。石やったら石屋さんというより、造園屋さんに何ぼでもあるし。」「いや、そういうところで買いたくないんです。ここにあるもので、そこにある御影のかけらでも束石にしますよ。」「それじゃわたしのもっている石でももってきましょか。」「まあまあ。ところで、コウサイというか路盤のような固い地盤が庭のほうまでいってますよね。」「どかまであるかわからんが。」「これ残したらあとで大変では?植木を植えようにも、今のうち取り除くことできるようお願いします。」「そう、建物たつ前に何とかしないとな。」「見積もりでますか。」「いや、出せんことないけど、わからん所多いし迷惑かけられん。」「それじゃ大体のところ今話して、出来高精算でいきましょうか。」「そうやな。」「アイヨンまた借りますよね。ガラの搬出は残土より高いんですか。」「まあちょっと、でもおなじようなもんや。」「わかりました。あと真砂土でも入れて、何やかんやで30万はつきましょうか。」「うん、そのくらいになるかもな。」「そのこと施主に伝えておきますから、頼みます。」「まあやらなあかんな。」「工程ですが、このカレンダーつくってみると、今週鉄筋で、来週から型枠、ベースコン打って週末立ち上がりコン。とすると、再来週10月最終週までこの土関係の仕事なりますよね、足場が29日予定ですが。」「その足場が問題や。足場たてるまでに整地して落ちついてなあかん。さっき鉄筋屋にも言った所でどうなるか、人増やす話したから。」「この日程でわるければ、建て方1週おくらすことになるけれど。」「まあ、前倒しになっていくと。前向きにこの日程で様子見ましょか。それじゃ先生は今日はもう帰って、明日は来ないんですね。わたしも明日あさって休んで金曜日様子見に来ますから、そのときまた相談しましょう。」昼オーバーしてオヤジ、クロ退場。

午後は鉄筋、スケさんカクさん。中央部分進める。

その間、墨だし部分の寸法チェック。どこも異常なし。マナから連絡 。貫の材質悪く、上下割れの分、片方割れの分交換してほしいと棟梁からの要望があると。でも片方の割れなら腰窓などに使えるから全部みとめてはだめでしょう。棟梁は最高のもの納めたいから、贅沢言ってるけれど、こちらは納屋作りでしょう。腰窓たれ壁には何とか割れている材使ってくださいと強く言いなさい、と伝える。結果両割れ材の交換に落ち着く。

10Y邸現場であるが、ここに来て10yさん側から、造作工事取りやめの要望頻発。あとでできることは後でやるのが思想であったらしい。まぁしかし設計図描いて、その費用も拾って設計料追加の原資にしているから、やめる分にはこちらの影響悪くないと考えよう。精神的にはいやだが。お金に換えるのも難しい。

10zさんから電話。庭部分のこと気になったのでという。概要伝えて工事かかること了解もらう。ひとしきり、更地の解釈について愚痴を伝えてしまう。「上物だけでなく地中の基礎なども撤去するのが常識では。ましてや土間コンも置いていくとはね。もっとも大きな石出ていましたけれど。それだけが収穫で、高い石ですわ。」10zさん笑って応対。

17時まえ鉄筋コンビあがり。明日から2人応援来るらしい。「次の仕事が詰まっていているので」とスケさん。「これからお帰りですか、たいへんですな。」と声かけて退場。カクさんあいかわらず無言で退場。そうそう、今日から9x邸の自転車錠、こちらでゲート部分の上にて再就職。そばを犬の散歩のおばちゃんグループが敷地と私を交互に見ながらおしゃべり。17時帰路。