昼も過ぎ、汗だくで作業しているシニアに、打ち合わせしなくていいですか?と聞いたら「だいたいのところ配線してからと思うて。」「でもそろそろ確認していかないと現場と図面はかなり違いますからね。」と言って、ようやく分かってくれた。電気の現場打ち合わせの基本は1階床下に自由に這わせた配線をいかに地上の壁のコンセントやスイッチ、また天井の引っ掛けコンセントや、2階の三路スイッチなどにつなげていくかである。結局現場の木組みの状況を見て、柱、壁、梁、桁などに沿って、隠したりモールにしたり1箇所ずつやり取りするわけである。今日は1階の八割がたを打ち合わせ、残りは明日に持ち越し。それにしても、標準図ではスイッチやコンセントの高さをうたっていない。そろそろ決めていったもいいだろうと、スイッチは床よりセンターで1200、コンセントは床より100下端ということにした。その間10Z邸の段取りもようやく軌道に。
地盤改良、基礎、仮設水道、仮設トイレなどの注文と見積り、それに既存塀の解体など錯綜していた情報がまとまってきた。懸案の造作大工であるが、電話で様子を聞くと、「手配かけているが、時期もあってなかなかすぐには決まらない。もう少し待ってください」との話。「それにしても斬新な設計だね」という。「いや昔ながらの大工さんならオーケーですので」というと、「そうだね。特に難しいところもないから」。斬新だけども難しくない、なんと聴き心地いい言葉なんだろう。ありがたいです。
17時退場。途中コーナンによってクーラーボックスと保冷剤購入。駅前の100円ショップでもあれこれ品探し。逸品は二重チャックの5リットル入りの氷袋。300cc、400ccなどとは量が違う。しかも水を入れるだけという単純さもよい。1個購入。明日からは地元大工さんに代わるので。今までボックス借していただいた棟梁お世話になりました。ということで今日は18時半駅発。帰宅は20時だね。
(つづく)