シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



現場速報-10Y邸10日目午前、胴縁

朝定時8時10分現場着。上棟メンバーのうち、父さんとグチとユウの3人で胴縁打ちをすることに。酷暑のため予備日としてみていたものが、順調に終わったためである。結局、屋根仕舞は1.75日で終わり、あとは上棟式だったので、合計1.75×4.67=約8人工で暑さにもめげず通常通りの働きをしてくれたと感謝。

ここ数日気になっていた2階の太鼓梁も両柱からの片持ち造形でバランスよい形となった。ただ割れが出隅付近にあって危ないので、時期を見て木パテで埋めるということにした。父さんから「ところで胴縁の張り方はどうする?」という質問がきた。「いや、今日は予定外だから、図面見てなかったですね。棟梁から聞いてませんか?」「先生からよう説明してもろてなと言われましてん。」そうか、棟梁が居ないと改めて教えないといかんのだ。標準図面を探すとあった、あった。でも見にくい。耐力壁と普通壁の区別ってどこですねん。Jバトに電話。「それは確認申請図面にあります」だって。確認申請は申請図やろ。ちゃんと指示し設計図に分かるようにしといて。だいたい、胴縁と合板の張り方が同じ図面にあるから、ますますややこしい。図面修正してわかりやすくして。Jバト「了解しました。」先日からの、基本的な質問にまだまだ応えられていない。9時前電気屋シニア登場。元弟子との2人。彼はシニアの親しかった親御さんの息子さんで、以前修行して今は独立している。配線資料をさかんに運び込むが、一向に打ち合わせの気配がない。
(つづく)