シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



現場速報-10Y邸9日目午前、屋根仕舞

今日は上棟式の日。定時の普通電車に乗ろうとしたら、快速電車がやってきた。今日は土日運転の日だった。電車速いのは構わないが、いつもでないことに不安がよぎる。案の定乗り換えの快速電車は降車駅手前でストップ。結局普段より10分遅れで現場8時30分着。昨日につづき屋根仕舞。2階から屋根へあがっての野地板の接続部分のビス打ち確認。その後、今日も暑くなりそうで、車の遮熱対策にかかろうとしたら、4トンユニックの瓦屋さんが到着。宵越しの社長自らの運転である。野地板の置き場所の思惑が外れて、空きスペースが縦長になっている。社長が「この手前につめていけばぎりぎり置けますよ」といってくれたのだが、荷おろしの技術が専門の運転手と違ってぎこちない。おまけに置き場所付近に屋根からなにやら小さな板が落ちてくる。上を見上げると先端揃えカットをしている最中。ヘルメットをかぶっていてよかったが、現場は気を許せない。着地時のアシストしながら、計8パレットを瓦数枚を破損しながらなんとか無事納める。社長がこのようにこまめにうごくからこその会社だと思う。一服のあと近くのシーダ・バーンの瓦屋根見ていないというので、現地まで案内して別れる。外観だけであるが外構や植栽が落ち着いてきていい味Aはでている。あいにくご家族はお留守であった。


弁当持参でないので、近くのおいしいパン屋さんで昼食とお土産用に買って、現場に戻るともう11時過ぎ。野地板先端揃えはすでに終了。破風板、鼻隠しに移る。ようやく車とパソコンのセッティングができる。宅急便でリンナイ給湯器カタログ到着。これで上棟式後に施主と打ち合わせしよう。

(つづく)