さっこんぐさ
2014年8月11日(月)台風一過晴れ。
「季節の自然」
先日クスノキの太い幹に大きな芋虫を発見した。蝶や蛾の幼虫であるが、それが色といい模様といい幹にそっくりな、いわゆる保護色になっている。山歩きなどでも見かける木の枝そっくりのナナフシにも言える。虫にも目があるだろうけれど、自身の全体は眺められないだろう。木の幹のデザインをカラダの表に取り入れるという、それも見事な作業が出来るはずはない・・そう思うこと自体で人知の浅はかさを知らされる。デザインとは、俺が私がという自意識が成すものではないかもしれない。