師の菊竹清訓氏などが提唱したのがメタボリズム、つまり代謝建築論だった。ところが近年はメタボリック・シンドロームと呼ばれる代謝症候群、悪い意味使いでメタボとまで言われ大流行だ。師もさぞ残念だろう。2008年から健康の制度的なものが出来たためである。これに限らず、いつの間にか新しい基準とか理屈という妖怪が大手を振って浮遊していることが多い。生活習慣病もそうだった。住宅でいえば、高気密高断熱とかスマートハウスとかの類。私は音楽をはじめとして、もちろん住宅でも興味がない口だが、この最新の話題なぞ好むのは誰だ・・。
廻日録 9月30日 蟄坏の候
日曜日、台風雨。いよいよメゾン総会当日。あいにくの台風でかなりの雨模様。管理費票を修正A4縦書き表に収まるものにする。12時過ぎ出発12時半メゾン到着。既に管理会社の車が来客用のところに。しかたなく重油庫ゲート前に駐車。総会13時半開始。その前に匿名の怪文書が管理事務所に届いているとのこと。この場で開封して読み上げろという。匿名の誰のものとも分からぬ怪文書を読み上げるわけにはいかないだろう。議事進行もままならず、押し問答で時間が過ぎていく。狼狽えずに頑張る。
廻日録 9月30日 蟄坏の候
2012年