シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



廻日録 6月13日



2012
水曜日曇り。ザメ旅館7時50分発丹人にて8時過ぎ12x邸着。ポーチ廻りの廃材雑材処理。小屋裏の仕事場にあがってパソコンなどセットしていると、ウエストポーチがないことに気が付く。携帯鳴らしても反応がなく、ザメ旅館に置き忘れた。取りに戻って30分。大工工事、サブは洗面カウンター残り、ワサはキッチン片引き戸などの敷鴨居。9時過ぎ新しい硝子屋が来場。若い一人親方の様子で、前回の硝子業者があまりのところだったので、まずは値段合わなければね・・とダメを押す。1日でガラス入れ終わるのだから、2万+αでしょう・・間違っても20万じゃないです。というと、まぁ人工賃ですからねと理解の返事して、とにかく見積もり出しましょうとなった。ところで、建具屋がいないとなったら、いつものダリしかいないじゃないか。早速連絡を取ると、僕、行ってもいいで・・と快い返事が返ってきた。夕方また電話するとのことで、少々いい気分。残材が多くどうにかしなきゃということで、製材所のトラックの帰りを利用する手はないかとホイ木材に問い合わせるが、担当のラノはそういうシステムはないとつれない返事。宅急便の検討に入るハメになった。久しぶりにキミ電気2人が来場。あいかわらずニコニコ、ヒソヒソと二人でコンセントボックスなどの仕事。10時過ぎ休憩の後、サブはキッチンカウンターの移動へ。時々ワハに力仕事頼みながら。タイミングを合わせるかのようにキミ電気は、また来ますと言って早くも退場する。様子見に来たか?昨日に続きメゾン・アンケートを委員会の女子部隊が動いてくれていて、とりあえずムソさんに確認とお礼の電話を入れる。昼前タキさんの紹介で仏壇屋さんが建具出来ると言うので連絡もらう。直接話をするが、それで中にダンはありますか?と再三聞いてくる。結局は仏壇の建具をつくるだけのところで、向こうの勘違いだった。昼食はスーパー弁当、午睡。
12x邸 キッチン据付
12x邸 柱巻きタイルの下地しゃくり
昼からサブは、柱の切欠き、タイル巻きの柱シャクリとか。14時前、組合のタキさんが若い女子と連れ立って差し入れ訪問。先ほどの仏壇屋すいませんでした。これで建付け屋は全滅です。といいながら、内部を見学。15分ほどで退場。サブのキッチン柱タイル巻のシャクリは丸ノコとノミを使って瞬く間に削り終わる。二人でキッチンを嵌め込んでこれで据え付け終了。16時前、左官のサシ登場。明後日からラスシート張るので下打ち合わせに来ました。下地モルタルはエースモルタルです・・などと熱心に語りかけてくれる。夕方、バトが12y邸の板材を拾っているとうので、こちらも残材のチェック。50ミリの板材4mkが何故か10枚も余っている。宅急便では1mに切って送ると有利。これを12y邸に使うとしたら、どの程度になるかをチェックする。バトは11y邸の現場が少し空いているため、今は12y邸の墨付け刻み対応を担当している。午前中話が進んだダリから連絡が入った。12x様にはいずれ事情を話すことにして、来週から12x邸の建付け決定となる。17時前建具実測の最終残りである小屋裏寝室⇔納戸の建枠をワサが建てこむ。鴨居はまだだが木端を野地板につけて実測が可能となった。これで建具実測終了。18時過ぎ帰路。ザメ旅館。夕食は駅前の惣菜弁当屋。一律100gあたり157円でおかずを購入。ニューヨークで入ったデリと同じコンセプトのお店にようやく出会う。

音楽簿1966年7月30日号






強力ナンバー。3位までがフィックスされた今週。ミリオンセラーの意味合いの★印が「太陽はもう輝かない」と「アイ・アム・ア・ロック」に点灯した。これで計4曲目である。これって、毎週のベスト15位までのポイントを集計したまでのものだが、自分なりの客観評価が生まれてくる。実はこのHITTTABLEは別に毎週のアーティストHOT50もあるのだが、ここまでマニアック・チャートを作成していたとは、我ながら恐れ入る。学業生活と水泳部キャプテン業務は随分脅かされていたということ。2週目13位の「アイ・ソー・ハー・アゲイン」はM&Pの3曲目だが、ビートルズ風でもちょっと弱いかもしれない。同じく23位の「この胸のときめきを」のほうが強力か。44位の初登場「アロング・カムズ・メリー」は、今になっても色あせない歴史に残る名曲だろう。7月16日付け全米7位だったが、ここではどこまでの評価だろうか?来週以降注目。余談だが、7月16日付け全米8位の「リトル・ガール」はSYNDICATE OF SOUNDSのスマッシュ・ナンバーだが、珍しくHITTABLEは外れた模様。初耳は約40年後のCDでと白状するが、なぜ聴き逃したかはいまだに不明です。














廻日録 6月12日 草蛍の候



2012
12x邸 洗濯機収納スペース
火曜日曇り。早朝ブログが常習となる。その分出発は遅めに。ザメ旅館7時半発丹人にて7時40分12x邸着。間もなくムジ板金親子三人来場して、簡単な残工事を済ます。ムジの父が、ベンガラ塗りにくいところだけ、縦樋を外せるように配慮してくれている。9時前退場。大工工事は昨日で1階床張りが終了して一段落。今日から各部設備、電気、建具など取り合いのあるところを優先工事していく。サブは洗濯パーティションから。詳細図はあるが、小さくて読みにくいこともあって、改めてスケッチを描いて最終確認する。ワサは内部敷鴨居。12時前丹人にて駅周辺の大型スーパーの旅行代理店で、格安新幹線チケット購入。出掛けにタイル屋から打ち合わせに現場来ていますとの電話。急いで弁当を車内で。13時現場に戻り、タイル屋も改めて来場。見積もりの打ち合わせで、今月いっぱいでというと、困った顔をするが、何とかやりくりして合せますと、好印象。左官屋の紹介だけはあるし、もちろんタキさん紹介の組合員でもある。昼からサブはパーティション終えて洗面カウンターへ。メゾンのアンケート原稿を委員会の女子メンバーに確認依頼の電話。18時前帰路。ザメ旅館泊。メゾンの件でロフから電話連絡あり。建築、電気などの工事業者連れて再度現場打ち合わせしたいとのこと。聞くところによると、ガスは比較的早く見積りが出るようじゃないですか?と聞くと、そうなんです。今のガス管を使えるから、言うたらガス給湯器を設置するだけなんです・・だと。なに~!驚天動地とはこのこと。といわれても読者には何のことか?早速、番頭に知らせようと電話するも、忙しい忙しいでプッツン。まあいいや。果報は寝ても変わらないだろうから。事の顛末は場所を改めて書こうじゃないか。そのすぐ後にメゾン・コンサルのリトさんと会話。今度の修繕委員会の進行について。

廻日録 6月11日



2012
12x邸 早朝の富士山を見下ろす
月曜日寝放しの昨休日だったが、おかげで今朝は4時過ぎ起床。マッサージ器で寝疲れ筋をほぐして、4時半朝食。5時半出発、電車、飛行機で7時過ぎ離陸8時半着陸。また電車、バスで今日は何故かいつもより一電車バス早く、10時前12x邸現場着。ノシ組のサブとワサが1階床張り、玄関ホールあたりを進行中。今日は掃除機を手運びしたので、早速2階床を掃除。養生しない床には細かい塵もよくないので、すっきりした。昼食は空港弁当。午睡。建具屋ハノから電話あって、資料見たが建具金物が見慣れないとか他の現場で忙しいなどと言う。こりゃダメだと悟って、組合のタキさんに連絡。ガラス屋さんも手間賃だけで全工事分の費用かけてるし、建具屋も若くて逃げ腰だ。ガラス屋は地元から輸送すること考えているが。わかりましたと言って、タキさん別の業者をあたってくれることに。そのハノが現場終了の5時過ぎ来訪して、ご迷惑おかけしましたと謝る。タキさんにも断りの話をしたようだ。建具もそろそろ入ってくるので、大詰めではあるが、こんな調子では情けない。18時前帰路。ザメ旅館泊。胃腸の調子がもう一つで軽食して就寝。

廻日録 6月10日



2012
久しぶりの三馬力半
日曜日晴れ。7時過ぎ起床、朝食。HITTABLEコメントをチアに送る。今回で一番目のメモファイルが終了。次はノートタイプに書き留めていたものになるが、まだチアには渡していなかった。それを勘違いしてチアは今日で最終回だと思ったらしい。これからだというのに。また寝床へ。しばらくして番頭のテレビの音で目が覚める。今朝はパッキャオ×ブラッドリー戦ライブであるというが、延々と前置きが続いてつきあっていられない。その番頭から、三馬力半が今日あたりから昼のみの営業となったらしいと聞いた。二人で11時半過ぎプロシードにて訪問。確かに3種類のメニューでやっている。久しぶりの若マダムと再会。実家の古建具やCBデザインの店舗を眺めまわして、今日は冷麺セットで。厨房のお母さんも出ていらして、しばし歓談。13時前帰路。午睡の時間だが、なんとようやくボクシングが始まるらしい。番頭はかまわず眠るが、12R最後まで見てしまう羽目になった。おかげで15時半午睡。その後12x邸からトランクなどで運んできた端材を薪小屋に整理。17時過ぎ来訪の小若と風呂遊び。番頭のプレゼントのキッチンセットで料理も披露してくれて、家族と夕食。見送った後、就寝。

廻日録 6月9日



2012
メゾン理事会で白板にアンケート概要
土曜日晴れ。昨夜未明就寝で7時過ぎに遅めの起床。朝食。11y邸の現場はバト詰め。庭池への雨水経路が違うんでは?とメールで修正してもらう。しばし休養の後、メゾン議事次第作成。昼食午睡の後、13時半過ぎプロシードにてメゾン理事会。今日は、番頭は初の欠席。前半は通常の議題処理だが、後半は管理会社退席して主として来年度の活動見通しについて議論。16時半終了、帰宅。連日の緊張と疲れからか、胃腸が痛み出して寝込む。夕刻それも収まり、改めて就寝。ジョコビッチ・フェデラー戦をつけっぱなしにしながら眠っている番頭だが、私は気になって眠れない。見ないなら消してくださいと眠っている番頭にお願いしてリモコンを切る。

廻日録 6月8日



2012
12x邸 ベンガラ塗りが呼び水で
板金奥付工事
金曜日晴れ。久しぶりのパグホテル朝食バイキング。しかし何の季節感もない基本メニューばかりでは常連客の足も遠のくのでは?7時20分過ぎ丹人にて出発7時半過ぎ12x邸着。既にノシ組が車中待機につき、こちらも待テ。7時50分過ぎ現場入場。今日は2人でダイニング床の続き。ガス屋来場で昨日できなかったうっぷんがあるのか?黙々と開始。間もなく、意外やムジ板金親父が入場。明日雨だからさ、二手に分かれて来たんだよ。と関東弁で解説してくれるが、とにかく昨日のベンガラ塗りが呼び水になったようで嬉しい。
ところで、遠方になってしまっているが明日のメゾン理事会に向けて、何か進めないといけない。2階以上の中央に吹き抜けの外部ライトコートがある。ここにメンテ用のキャットウォークを設けて給湯機を置く方法もあるのでは?などとざっとスタディ。昼食前にスーパーで髪の毛10分間カットの後、ノリシャケ弁当。13時現場に戻る早業をこなす。12x様来場。板庇からベンガラ塗り開始。サシ左官が見積書もって来場。すぐには返事できないが、早急に検討すると返事する。バトに内容相談して条件付きゴーサイン。サシにその旨電話すると、ありがとうございます、と律儀な人柄であることには違いない。キッチン後方まで床張り完了。12x様に左官の注文伝えて、帰路の用意。18時前大量の端材を抱えてバス停から最寄駅。電車、新幹線ブログ。雨降りと聞いていてレインコートまで用意したが、幸い雨上がりのうちに24時前帰宅。
11y邸は、ユウくんのみ1階床柿渋塗りなど。タケちゃんはユウくん送迎と12y邸墨付けの日々である。

音楽簿1966年7月23日号






順当に「レッド・ラバー・ボール」が№1に。この曲、全米では7月9日の2位止まりだった。その時の1位はBeatles「ペーパー・バック・ライター」で、HITTABLEでは最高17位、今週43位であった。HITTABLEちょっと評価が低くすぎたかなとも思う。ところで、今週は12位まで赤丸なしの無風状態。中身はHOTだが・・。その12位、LouChristieの「Rhapsody in the Rain 」は全米№1ヒット「恋のひらめき」に続く第2弾。題名はバッチリだが失念したためYOUTUBEのお世話になった。いわゆる2番煎じというもの。13位赤丸は「悲惨な戦争」という著名な完全モダンフォーク。エレキもドラムスもない骨董品のような感じとなってしまっている。21位の急上昇3週目はマンフレッド・マンの気になる曲。これもYOUTUBEを開くと、ギターかき鳴らしの印象邸な曲であった。後にたくさんのカバー曲が出ている。Gene Pitney, BruceSpringsteen, The Everly Brothers, Rod Stewart, Elvis Costello等々。いわば「通」の歌となった。5月に全英№1となったが全米では29位止まり。日本のヒット・チャートなど問題外だが、アメリカン・チャートも当てにならない。HITTABLEでは21位しかも赤丸だからいい線行っている。来週どこまで上げるかな?






廻日録 6月7日



2012
木曜日晴れ。この地方の早朝は5時前。毎日目が覚めてしまう。ブログと写真整理。昨日の太巻き朝食。ザメ旅館、最近常連となったせいか、主人の対応がやけに丁寧になった。深々とお辞儀して、行ってらっしゃいませ。
12x邸 板金取り合いのベンガラを先生が塗る
7時半過ぎ発7時50分12x邸着。ノシ組の2人。1階床を進めようとしていたが、外回りのダメ、瓦の奥付材、外壁下地合板や壁左官見切りなどを優先してもらう。間もなく設備のカン「今日来ちゃいました」。浴室と洗面所の最終仕込み。さらに9時過ぎガス屋2人が1階床配管仕込みに来場。思った以上にガス管の仕込みが本格的なことを実感。電線のようにはいかない。床張って塞がない段取りでよかったね。午前中で終了。昼食はスーパー弁当。ついでに土漉しのステンレスざるを購入。床下土の鉋屑などをろ過すると、思った以上に細かい土と屑が除去されて軽くなる。午後もカンは仕込み続行。ところで、カンによると黒のプラスティック汚水桝蓋はメーカーから今回初めて売れたとの話が出た。どうしてこの製品使ったのか不思議がられたそうである。午前中からムジ板金に電話して取付日程を聞こうとしたが連絡つかず、夕方板庇の取り合い部分をベンガラ塗りにかかる。夕方やっと電話繋がり「いつでも工事入ってください」と伝える。早くて明後日らしい。17時過ぎになっても大工2人は仕事を止めない。結局掃除を含めていつも18時前退場である。朝はたぶん7時半過ぎ入場である。その熱心さに感謝。18時前帰路。途中ホームセンターで不足のスリムビスひと箱購入して、久しぶりのパグホテル泊。夕食無料あつあつカレー。
11y邸はバト詰めて、ブクタイル1(ベラ) サービスルーム敷居レンガ等、ユウくん建具塗装、辻中ガス工事など・昼過ぎ11yご夫妻入場。建具打ち合わせなど長時間。12y邸はチア詰めて、引き込み工事と、道路復旧工事済み。水道が使用できる段取りになった。

廻日録 6月6日 芒種の候



2012
12x邸 毎日の見学を終え
家路に就く小学1年生たち
水曜日雨。早朝小雨の中ザメ旅館近隣のチェーン店で朝うどん。7時半発丹人にて7時50分12x邸現場着。少し前にノシ組2人入場した模様。ワサはリビング和室取り合い、サブはDKの束立て。このサブ大工は若くて癖がなく、またよく聞いてくれる。決める所は決めている。最初からベタほめだが、そんな感じがする。8時半過ぎ、「おはようございます」と階下で声が。板金のムジが入場。樋金具などの相談して、いつ入りますかと聞くと、7月まで混んでいて合間に入りたいと言う。いつとは言わず、瓦の奥付とベンガラを塗っていないところがあるので、準備しておかねばなるまい。9時過ぎからキッチンの移動しながら束立て。サブは段取りを考えている。10時前、広々としたDKにタイミングよくガス屋のギヤが工事下見に入場。明日からの工事段取り。昼前サブは束立て、ワサは和室リビング敷居終了。昼食はスーパーでノリシャケ弁当。電話しようと思っていた設備屋カンが入場。シンクロニシティというものか。浴室洗面廻りの段取り相談。15時過ぎ階下外から「おじさ~ん!」と呼ぶ声が。毎日現場を覗きに来る小学生ズカの声だ。以前は1人だったが、最近はフルと二人で、今日は新参チタの3人に増える。雲間からの日差しの中、入り口から現場進行覗いてもらって退場。午後から床張りに合流したワサとサブで南側窓敷居床溝掘りこみ終了。標準は被せ敷居だが、ここは和室との取り合いですっきり。真正掃出し窓となった。引き続いて5枚分床張り、17時10分終了。17時50分前帰路。ザメ旅館3日目。11y邸はバト詰めで、毎日いらっしゃる11y様ともよく対応してくれている。

廻日録 6月5日



2012
12x邸 床張り最終部分の嵌め込み方
火曜日晴れ。早朝7時前ザメ旅館発、駅中の蕎麦屋できつねそば朝食の後バスにて現場近くの停留所で降車する。比較的新しい街区を通って徒歩7,8分で現場着7時20分。月末以来の現場につき内外の点検。瓦工事は終わって、雪止め瓦もついていることを確認。内部もタゲ大工最終時間まで付き合えなかったが、よく片付けされている。今日からの引き継ぎ大工2人がトラックで到着。ノシ組のサブとワサの新コンビ登場だ。まもなく本社の営業カロも来場。しばし仕事の段取りなどについて話する。ワサは12x様がベンガラ塗りされた桟木取付け、サブは1階リビングの床張りから開始。昼食太巻き、午睡。14時前、左官のサシが入場。ラスシートにセメントに混合するサンドのサンプル相談を受ける。見積もりはまだだが、大体いくらぐらいの値段でしょうか?など突っ込んだ話も出る。タオ左官の土壁風サンプルを見せて、これが出来るのならシーダ・バーンのモルタル風もできるのでは?と挑発すると、見本やってみましょうかと乗ってきた。いづれにしろ値段の問題はあるがクリアできる予感が。1階床はリビングが順調に進む。ダイニングスペースの仮置きキッチンをパソコン机代わりに使っていたが、サブにそろそろここはヤバいですね、と言うと、そうです・・と答えが返る。もう小屋裏しかないとあきらめて急遽引っ越しだ。サブが今回の大工工事の終了予定日を教えてほしいと言うので、明日確認しましょうとなった。17時50分前帰路。ザメ旅館2日目。たしか連泊は初めて。パグホテルの500円サービスがなくなって、経費上こちらが有利になった。未明ブログ。

廻日録 6月4日



2012
月曜日晴れ。8時前プロシードにて11y邸現場着。ブクタイル職人3人とダリ切り込み。東側の犬走りレンガの張り始めにつき打ち合わせ。原則外側にラフな面を向けて自然な感じを出すことを伝えるが、タイル屋さんだけになかなか得心してくれない。実際に先行して私が並べてその通り張っていくように仕向ける。バト到着入場。まずは12y邸の太鼓梁問題を聞くと、あっさり単純ミスだったことが判明。犬走りの高さの件確認しながら、南庭のレベルチェックしている際、バトが池への雨水流入がレベル的に低いです、と忠告あり。言われてみれば、そうかもしれない。枡の高さは池水面より高いのだが、肝心のパイプのレベルが低いと、いつも水がたまっている状態になってしまう。最低限、風の渡り廊下の下を通っている管の高さを変更することにする。これだけはやっておかなければ。10時50分メゾン着。ロブとその仲間のモシと設備打ち合わせをして、12時半帰路。
乗り換え途中でオフィス街を彷徨う
休む間もなく、番頭からトランクと弁当をもらって12時45分電車にて、新幹線。3日前割のひかりで16時40分終着駅。終着駅が改修工事中で、地上のオフィス街に出てしまい道に迷いそうになりながら、また地下に潜って地下鉄乗り継いで、雑誌編集部へ。訪ねたところはもぬけの殻だった。移転先に進路変更して、18時前着。若手女性編集者のヤエさんとしばし歓談。直火の特集に何かないかと尋ねられて、イロリとか薪風呂などの実例を紹介。いつも乗り気になってくれるのは有難い。19時前超満員の電車にて常宿の駅前まで1時間。20時過ぎチェックイン(という雰囲気でもないが)。近くのすし屋で巻きずし等持ち帰り夕食、就寝。

廻日録 6月3日 蟷螂の候



2012
12y邸 地鎮の儀
日曜日曇り。いつもの日曜日にしたかったが、朝食の後番頭と8時過ぎ新アルトにて出発。12y邸現場9時着。地盤改良工事の位置決めもかねて地縄張り。間もなく12yご主人、続いて奥様来場。地縄確認の後、簡単な地鎮の儀。その後3人で近隣挨拶。その間地縄の誤差確認作業を進める。13時前まで外構の修正などの打ち合わせを終えて、帰路。途中通りすがりの、こだわりとんかつ店にて昼食。14時過ぎ帰宅後、まず番頭午睡、続いて15時過ぎ先生午睡の最中、番頭が小若出迎えをする。17時過ぎ小若と風呂の後、小若家族と4人で夕食。夕刻ブログ。

音楽簿1966年7月16日号




5週目チャンピオン「孤独の世界」と3週目挑戦者「レッド・ラバー・ボール」の一騎打ちは、ひとまず防衛戦に終わった。名前の書かれたカードを指にとって睨んで、エイ!ヤッと決める、まさに神の指先である。次週も再戦があるだろう。タイトルの前RとかFとか書かれているのはフォークかロックかの違いを示す。フォーク好きのHITTABLEとしては当時のこの2者の活躍はたまらない・・だったろう。「夜のストレンジャー」が4週目にしてベスト10入りである。当時既にジャズ歌手として著名なFrank Sinatra72日全米№1ヒットである。新しくも堂々とした、今でいえばクラシックなスタンダード・ナンバーの出現する瞬間を体験したわけである。





廻日録 6月2日


2012
11y邸 リビングのストーブ石廻りに耐火煉瓦
土曜日晴れ。朝7時40分プロシードにて11y邸現場。既にブクタイルのベラ以下3人。今日はサービスヤードと暖炉廻りを二手に分かれて赤茶レンガ敷き。ダリ建具切込みにタケちゃん組2人が外壁ブルーシート養生。9時前バト入場。煉瓦進行見ながら、打ち合わせ。12y邸の墨付け関連が主で、時計を見ると既に12時過ぎ。結局12時45分頃帰路。昼食簡単パスタ、午睡。14時過ぎ、プロシードにてメゾン。修繕委員有志の会合はエポックメイキングな話し合い、となるかもしれない。専門家たちの助力を得る方向に一気に話が傾く。皆が賛成するかな?などの疑問も、要は管理費削減が出来るかどうかだと。確かに管理会社を競争させてコストダウンになっても質が上がるとは言い難い。16時閉会と同時に、臨時理事会開催。アンケートの実施と理事長の辞任について検討。17時過ぎ閉会。小若家族と夕食後19時過ぎ帰路。ばったんキュー。未明HITTABLEコメントをチアにメール。

廻日録 6月1日


2012
11y邸 玄関土間レンガ敷き
金曜日晴れ。昨夜深夜帰宅もなんのその、朝食を済ませ番頭とプロシードにて11y邸、8時前着。入り口前にブクタイルの派遣職人3人が待機中。レンガ敷き工事の初日だ。親方ベラ、パートナーのジロと手元のテラ。玄関土間のレンガ敷きから開始。間もなく地元チダ商会からセメント袋と砂がダンプで搬入。その後シゥー組のジオが一人で参入。こんな砂置かれたら地盤締められませんわ・・監督さんに言うといたんですがね、と文句いいながら砂利入れと転圧。まぁ、そこは次回煉瓦が撤去された続きで、お願いします、などとかわす。そうこうしていると、レンガの目地をセメントで詰めているベラとジロ発見。そこはセメントで固めないで!と叫んで、パサとガンコマサで固めるように修正。内部ではダリが建具切込み、建付け。タケちゃん組のユウくんだけ建具の柿渋塗り。11時、一旦納屋組に戻って、昼食、午睡。13時前再び、今度は新アルトにて番頭と11y邸。2時前11yご主人来場。壁やレンガなど、デザイン的に順調に仕上がっていることに喜んでおられる様子に一安心。煉瓦の種類は、暖炉廻りとサービスヤードは塀に使った残りの赤茶がいいとなった。犬走りから薪小屋までの位置決め。池の水抜き整備もそろそろ考える時期に。玄関土間は3人がかりで終るようで、16時40分過ぎ帰路。

音楽簿1966年7月9日号






「孤独の世界」が登場4週目の№1となった。作者P・F・Sloanはもともとサーフィン音楽の作曲家で、時流に乗ってフォーク・ロック風なキュートな作品を連発した。HITTABLE誌創刊1966年2月19日号の№1は「あの娘にご用心」は彼の作品だし、1965年秋の全米大ヒット「明日なき世界」も超有名。今でも「You Baby」「A Melody forYou」「I Found A Girl」「Let Me Be」など印象的なフレーズの曲がすぐに思い起こせる。当時は作曲家自身が歌うスタイルは何故か敬遠された中、既にシンガーソングライターを正当に評価するHITTABLE誌だったわけである。もっともBob Dylanは評価しなかった同誌ではあるが。Rolling Stonesの「黒く塗れ」が登場6週目で3位に這い上がったが、2週目の「レッド・ラバー・ボール」が背後に控えている。14位急上昇曲は邦題「真っ赤な太陽」というが、これでは誰もT・BONESのことは想起しない。邦題とか和訳とか紛らわしく厄介なものだ。最後に25位初登場「スイート・トーキング・ガイ」CHIFFONSは60年代初期ポップスの生き残り。でも良質な曲だ。メロデイとかリズムとかコーラス・アレンジとか、時代を超えて心体で楽しめる、これぞポップスの醍醐味のようなもの。それにしても単に商業的消費対象としか見ない日本社会では、こういった曲の評価は余に低すぎて・・。みんなで楽しめたらいいのになぁ。




廻日録 5月31日 麦秋の候


2012
12x邸 モクセン取付
大活躍のタゲに感謝
木曜日晴れ。ザメ旅館早朝ブログのあと寿司朝食。前回忘れ置いた冷凍パックをもらって、7時40分過ぎ発丹人にて、7時50分過ぎ12x邸現場着。タゲ、ドン&ドムにもう一人ブガ大工の4人体制でモクセン作業の最終日予定。昨日来悩んだ配置換えも決定し、タゲとドンにテキパキと指示。36版の養生板扱いについては、結局効率よく板取りしていた案は没となって、おおらかに大判を活かした案となった。足りなくなった分は、納戸部分などを40ミリ厚の板端材20センチ程度をかみ合わせる壁とすることになった。11y邸はシゥー組の外構の下地つくりでバト詰め。途中で大きな沓脱石がでてきて、門前に置く案となった。昼食はスーパー弁当、午睡。午後からその重たい大判の取付は、小屋裏のタゲが大活躍。最終日になって、この現場のリーダーになってきたのは皮肉。15時の休憩はたっぷりととっているのに我慢ならず、15時27分に「すいません。最後は硬い片平板と36からつくるところお願いします。」などと低姿勢のお願い。「みんな今日で終わりだと思って、流れ込もうとしてるんじゃないの?」などとタゲに冗談。そのタゲがブガと硬くて重いモクセン片平を取り付けてくれた。17時になって、あと少しで終わるとなって、1時間延長のお願い。ドンは「今日は月末。支払があるから帰りたい」「では30分だけでも」「切りは付けないとダメだろう」どっちやねん、などと関西のノリで独り言。こちらも帰郷の時間が迫って、17時20分過ぎ帰路。直前に12x奥様が差し入れてくれた食物をタゲに渡して、バス停へ。最寄駅から、電車、新幹線で夜半芦屋着。車中ブログ。たった2日で集中的に作業できたのは幸運も手伝ったかもしれない。とにかくこれで家づくりの折り返し点を通過したような気分である。

廻日録 5月30日


2012
12x邸 モクセン板を取り付ける助っ人ドンとドム
水曜日晴れ。早朝から12y邸の窓廻りの詳細スケッチの続きにかかる。結局貫サイズを3寸×4寸ではなく4寸角として3本溝を収める案で一段落。この場合貫ではなくホゾ・込栓納まりとなる。その作業のせいで朝食バイキングは7時半過ぎまで。丹人にて8時前12x邸着。ちょうどモクセン運搬トラック入場。タゲとドンに息子のドムの3人体制。ドンが足場を架け替えて搬入路作成する。最初は手運びで中に入れるも、1パレット分終了したところで、ドンがユニック使用を提案。よく見るとユニック車である。話では値段が合わないので手運びと聞いていたから視界に入らなかった。外部に一旦仮置きして終了。ところで養生のためにモクセン片平板の25ミリの重たい36版が2枚も入っている。運送屋に持って帰っていいよと言うと、これは持って帰らないと強い調子で言われる。モクセンの部長に電話すると、すいません!の一点張り。せっかくのものだからどこかに使うことにする。1階はドン加工でドム取付。加工台を用意して手慣れた雰囲気。聞くとドンはタゲの兄弟子らしい。2階はタゲ1人で。どちらも内部30ミリから開始。改めて納品をチェックすると、36版の枚数が2枚足りない、寸法取り間違い1か所、壁面拾い忘れ1か所などの不備発覚。しかし余分な片平板が加わったことで、大至急調整案を続ける。ドン&ドムは親子げんかしながら仕事を進めているが、ドンの指摘や動作から、かなり年季が入っていることがわかる。仕事は正確だ。その年季というカン所を息子に伝えようとしているのだが・・。ただ体格が大工に似合わず良すぎて・・。昼食、午睡抜きで調整案を練るが大難航。40ミリの板端材を間仕切りに使う案も浮上。午後連絡入れておいたキミ電気二人が来場。配線工事の段取り。タオ左官に連絡。11y邸でセメントがあんな土壁風になるのはびっくりした。それならCBのモルタル藁入り壁も色粉調整でできるのでは?と聞くと、あれは自然になったもんだから、なかなか難しい。と答えつつも、今時間空いているから研究してみようか。という暖かい言葉をいただく。これで12x様の見積もり依頼が出来る。藁入りモルタル壁色粉支給ということで。17時すぎ退場後も居残って案を練る。19時前帰路。駅前ザメ旅館で雑紙の端にアイデア書き留める。その最中に12x様から電話がかかる。今回は現場に来れないと言うことで、状況説明。電話後、吹っ切れたのか最終案を覚悟してようやくまとめ終える。明日はブレずに指示を出さなければならない。遅い夕食持ち帰り寿司。食後そのまま就寝。11y邸は足場撤去でチア詰め。ダリ建具、タケちゃん組養生など。夕方には番頭が現場チェック。レンガ屋下見につき、バトと御影切石の事前検討。

廻日録 5月29日


2012
12x邸 一階床張りを始めたタゲとドン
火曜日曇り。早朝芦屋発電車、電車で6時半飛行場着。7時過ぎ離陸8時半着陸。電車、バスにて10時過ぎ12x邸着。2階床の最後にかかっているタゲと知り合い大工で初見参ドンが休憩中。金曜日以来の現場を覗くが、ほぼ予想通りの2階床の進行に可も不可もない感想。ガス工事のギヤ来場。配管工事はいつから?に適宜と答えておく。昼食は空港弁当、午睡。午後から1階畳床張り。ドンがカットでタゲが取付け、夕方6畳分終了。大工退場の後、モクセン取付の場所と番付けを合板などにマジックで書きつける作業を1時間かける。帰路18時過ぎで、パグホテル。無料夕食はチャーハン。夕刻12y邸の窓廻りの詳細をスケッチするが、名案なしで難航のまま就寝。11y邸はチアが現場詰めで内部戸実測、ダリ建具、設備コーキング、ガス引き込み工事など。番頭もチェックに行った。

廻日録 5月28日


2012
11y邸 片持ち梁の先端をカンナがけするタケちゃん
月曜日晴れ。8時過ぎプロシードにて番頭と11y邸着。タケちゃん組2人がテーブルと炉縁搬入取付。片持ち梁の大面取り、階段の踏板カットなど。10時過ぎ帰路。10時半、ミクさんと市民税、県民税など簡単な打ち合わせ。午後昼食は手作り牛丼、午睡。12y邸の予算計画の詰め。12y様に印鑑押した最新計画表を送る。夕方ブログ。夕食は番頭手作りカレー。

廻日録 5月27日


2012
CB小屋廻り
日曜日晴れ。早朝6時過ぎHITTTABLEコメント原稿をチアに送る。朝食の後2度寝。その後メゾン総会議事録を読み始める。昼食焼き餅など孤食。夕方小若と買い物。6歳用ラジコンもどきを100円で買ってCBで遊ぶ。その後風呂遊びして家族で夕食は、番頭手作りポテトサラダなど。新緑のCBなど写真に収める。先週の疲れが抜けず就寝。

廻日録 5月26日 紅花の候


2012
11y邸 色粉と独特の藁を入れた
タオ左官の壁材
土曜日晴れ。9時番頭とプロシードにて11y邸着。既にバト詰めでタケちゃん組3人が養生等撤収作業中、タオ左官が外壁塗り。今回はモルタルに大正時代からある絶対色褪せしないという色粉を混ぜ、藁を入れるだけの壁で、11y様のお好みの土壁風を表す新たなチャレンジでもある。薪ストーブの自然石廻りの煉瓦おさまり、サービスヤードの煉瓦種類、縁石のレンガなどを番頭と相談12時過ぎてようやく帰路。レトルトカレーで簡単な昼食の後、午睡省略でプロシードにてメゾン集会所、13時半過ぎ。既にマンション管理コンサルのリトさんが入場待機中であった。14時から修繕準備委員会開催。新たに、シワさんが参加。リトさんと私以外は元気な女性陣でガンバロウという気になる。今日のハイライトは管理会社への考え方を再考するというもの。具体的スケジュールもアンケートから始めていくことを共通認識とする。17時過ぎ小若家族とメゾン夕食。19時過ぎ帰路。なお、11y邸は今日からバトが現場復帰となった。

廻日録 5月25日


2012
12x邸 ザメ旅館の常連しか
案内しない究極ガレージ
金曜日曇り。昨夜の太巻きを朝食に。7時20分ザメ旅館の究極のガレージから丹人にて7時半12x邸現場着。既にタゲが到着、機器類を場内へ。2階床の続き。タカも到着。階段蹴込板の取付から。8時過ぎ瓦屋2人到着。前方西側の瓦が2枚残っていたが、黙々と瓦を削って納める。全長が製品に合わなかったのだが、施工寸法が違ったか?結構よくあることで、瓦製品自体のロット違いで合わないこともあるので、あえて質問を封じる。太巻き昼食、午睡から目が覚めて、13時前に現場に戻ってしまう。午後から2人で2階床ホール、納戸部分。12x邸の段取りで番頭からも12x様にメールが行ったらしく錯綜状況に。整理しなおす必要に迫られ、ダヤ商会に上下水引き込み工事の日程打診後、ようやく工程が組める。12x様に3度メールして一段落。17時過ぎタゲに最寄駅まで送ってもらい、電車、電車で帰路。3日前の予約で割引だが金曜夜につきグリーン利用。ブログと写真添付メールを車内にて。23時前帰宅。11y邸はタオ左官外壁塗り続く。

音楽簿1966年7月2日号






「太陽は・・」が3週連続トップ。しかし1位から4位まで▼印がついて次週は大化けの予想。「孤独の世界」が次週トップを狙える位置についた。何と言っても今週の話題は14位初登場Cyrkleの「レッド・ラバー・ボール」だ。印象的なイントロ、絶妙のコーラス・ワーク、珍しいフィニッシュ・エンド。とにかく一瞬にして虜にさせる楽曲登場である。Circleでなく、というのはBirdsでなくByrdsです、というのと一緒で楽しい。後でわかることだが、この曲はヒットに恵まれなくてイギリスに放浪していたPaul Simonが、Bruce Woodleyと共作した数曲の一つ。彼は私のお気に入り名曲、1965年ヒットの「恋はたったひとつ」のSeekersのメンバーである。メロデイもいいがサウンドもいいのは、プロデューサー John Simonの功績だろう。再来週のトップを期待する。