主な登場人物
- オヤジ:基礎屋の社長兼親方。
- シュン:組の若頭?俊敏な感じ。
- クロ:時に叱咤されつつ仕事をする黒縁めがねの若者。
- プレ:営業風身だしなみはプレイボーイ風。が、一転力仕事に変身、は見事。
前日に堀り方した基礎底にバラスを敷いている。念のためにもう一度地盤のチェック。もっとも、ここは鋼管改良杭があるので問題はないのだが。この鋼管杭は後ほど出っ張りはカットとされる。例えば60×27の米松材を体重をかけて地面に押し付ける。1センチ角で300グラムが地耐力3トンに相当するから、この材の断面積だと5キログラムの力で見ればいいのだが、たぶん体重をかけて20キロぐらいは出ていると思う。それでも土にめり込んだのはほんの一部で、5センチくらいか。あとは1センチもしないところで止まる。このあたりは問題なしと判断。
念のためにアンカー付き鉄筋、約1センチ平方は、やはりずぶずぶと入るが30センチくらいか。もちろん300グラム、1キロぐらいではではびくともしない。このアンカー付き鉄筋は本来既存ブロックと新設ブロックを繋ぐもの。400ピッチでブロックの継ぎ目の間に叩き込んでモルタルつめ。
念のためにアンカー付き鉄筋、約1センチ平方は、やはりずぶずぶと入るが30センチくらいか。もちろん300グラム、1キロぐらいではではびくともしない。このアンカー付き鉄筋は本来既存ブロックと新設ブロックを繋ぐもの。400ピッチでブロックの継ぎ目の間に叩き込んでモルタルつめ。
コン打ち終わったところで、タイミングよく足場屋さん。まず営業っぽい白シャツ黒ズボンが到着。プロでなくプレと呼ぶ。担当の代理できましたという。という間に車が2台とトラック1台。総勢5人がそろい踏み。たぶん、遅い時間設定、各地から作業終えたものがここに集まり、短期で立て込みなのであろう。オヤジがプレに説明。「明日ブロックするけん、境界から80センははなして立ててくれんか。」「足場の方とぶつかりませんか。ここの狭くなったところで。」「工事終わったら移動してくれるか。」「いや、それは杭打ちますし、移動といってもばらしたほうが早いかも。オヤジ、費用もかかることだから、どうするか考えましょう。」「杭なんか機械でひきぬいたらいいけん。」まあとにかくなんとかする。ということで位置も決まり、一段落。オヤジ帰り支度で、先生まことに勝手なんですが、明日はブロックやるとして、どうしても来週月火の仕事休みにしてほしいんです。水曜日からということにしましょうか。申し訳ないといいながらオヤジ、会議があるからと、退場。組み立ては、後から来たチーフらしき人が電話で神戸や本社と、この移動の県と、時間的に道路側無理、後日の旨オーケーもらったなどと報告しながら、黙々と作業をこなしていく。若いわりにしっかりものだ。プレもシャツ脱いで半袖でこまめに動く。まるでポナペ現象の現代版か。
1スパン1800ずつ側柱つけてこれに杭打ち。直径30くらいの杭を長いかなづちで何度も打っていくが、結構回数かけている。隣地境界で建物とは離れているが、地盤状況の絶好の見定めにもなる。土の具合良好だ。新品の白シートをかけて18時半終了。どなたか名刺をもってられませんか、とういと先ほどのチーフと名刺交換。神戸からもらった仕事です。そちらから来てるんですか。大変ですね。電話でしか話してないんですが担当の山田さんは?と聞くと私です、といったのはお変わり君風の先ほどまでの仕事しいだった。知らない同士でもよく仕事してくれたと感謝。近くの宿に泊。
1スパン1800ずつ側柱つけてこれに杭打ち。直径30くらいの杭を長いかなづちで何度も打っていくが、結構回数かけている。隣地境界で建物とは離れているが、地盤状況の絶好の見定めにもなる。土の具合良好だ。新品の白シートをかけて18時半終了。どなたか名刺をもってられませんか、とういと先ほどのチーフと名刺交換。神戸からもらった仕事です。そちらから来てるんですか。大変ですね。電話でしか話してないんですが担当の山田さんは?と聞くと私です、といったのはお変わり君風の先ほどまでの仕事しいだった。知らない同士でもよく仕事してくれたと感謝。近くの宿に泊。