シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



現場速報-10Z邸3日目午後、擁壁解体


主な登場人物
  • オヤジ:基礎屋の社長兼親方。口も手も動きが速い。
  • リキ:組の番頭。力が強く頼れそう。
  • シュン:組の若頭?俊敏な感じ。あとでわかったが、俊のトシでなく敏のトシだそうだ。


掘り方ほぼ終了で、昼休み。オヤジ、束石の羽子板ボルトの件で、「まだみつからない、小さな穴の開いた羽子板がなくて、あるもんは400円もすると言われた。桁が違うからとても使えません。」などとぼやいて食事に出かける。午後からリキがユンボのショベルを外側から内側に引っ掛けて順次に倒していく。シュンは追って後片付け。小1時間でブロック解体撤去終了。

7x邸、プレキャストの束石
出入口のところすでに養生鉄板3枚しかれているのに気がついた。オヤジが戻る前にと、束石に使う羽子板金物がないないとのことだが、いつも取引している瀧川建材に電話したら、「そんなことはない、どこでもあるはずですよ、うちは65円で扱ってます」だと。ついでに今までの束石の施工写真も集めておいた。搬出作業終えたオヤジが戻ってくる。クラッシャーランもダンプで運ばれている。「オヤジ、これ見てください。7x邸の束石プレキャスト、10x邸の場所打ち束石、10y邸の既製品束石使用の3タイプ。オヤジはプレキャストでやりたいと。それならあとは羽子板問題だけだし、ないことはないんだから再度探しますということになった。万一なければ私が神戸から持ってきます、20キロなら可能だと。掘り方、ブロック撤去終えて16時終了。捨て場が時間締め切りということらしく、場内に捨てブロックを仮置きという。16時半退場。10EX邸の確認申請の期限が迫っているので、最終確認作業を。先週に引き続き泊まる同じ宿にてチェック。
10y邸、既製品の束石
10x邸、場所打ちの束石