シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



現場速報-10Z邸8日目午前、掘削



主な登場人物
  • オヤジ  :基礎屋の社長兼親方。口も手も動きが速い。他業者にも詳しい勉強家の片鱗も。
  • シュン  :組の若頭?俊敏な感じ。落ち着きもある。
  • クロ    :現場初登場。時に叱咤されつつ補助的な仕事をする若者。


今日は南隣の塀を撤去し仮囲いをする日なので、昨日の講義を終えて現場にもどることに。フェリーから送迎バスで駅前に。時間帯があったか、駅から学生の乗り込んだ満員バスにゆられる。一般席優先席かまわず女子学生が当たり前のように占拠している。日本の未来は暗い。

バスを降りて荷物を引いて徒歩で現場に向かっていたら、オヤジ今日はいつもより早出、軽から挨拶しながら追い抜いていく。810分現場着。程なく、シュンと新顔クロが登場。まずはオヤジがユンボに乗って擁壁側から撤去開始。塀6段分無筋ブロックのため簡単にとれる。

地面から下のブロックは隣の地面に影響が出るので掘り返さないことにした。表面のノロは、ノミのような先端のハツリ道具でとっていく。

オヤジが捨て場に行って、変わりにシュンがユンボに乗る。道路側まで順調に撤去。お隣が植木をしているところは土を盛り上げている。本来隣側が土止めを設けるが。ここは槌に押されてクラックがいっている部分が多いので、7段分撤去とする。

ところで、建て方の日程をつめる必要があるとマナから連絡。棟梁の進行状況を聞いてもらうと、どうやらスタート日が決まるようだ。あとを継ぐ屋根仕舞い造作工事の棟梁にもその旨連絡入れることに。連絡書の文章チェック。午前終了。