シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



昨今草
   さっこんそう

201499日(火)晴れ。


「寸法のお話・3」
建築にとって寸法は命だが、メートル法のみで育ってきた設計者は、大工のように尺貫法と使い分ける訓練がないしかし、現場での大工との会話から、メートル法に変換するまでもなく、直接感覚で処理できるようになった。3尺とか4尺5寸、1寸とか5分・・。ところで、学校教育にない尺貫法が、何故生き延びているのか。その優れた感覚性はもちろんだが、スラング(隠語、いわゆる業界内用語)の効用もあるのでは?素人にバレないように仕事するには、バイリンガルがうってつけかもしれない。