昨今草
さっこんそう
2014年11月10日(月)晴れ。
「読書ネタ・2 吉備津の釜」
読書癖がないから、今頃知ったの?と笑われてもしょうがない。上田秋声のこの怪談はよく知られているようだ。最近65歳以上のJR割引制度を知って入会した。さてどこに行こうかと、番頭が新聞の切抜きを持ってきた。それがKbt神社の御釜殿にまつわる雨月物語の一話である。そこに行ってみたいと。鳴釜神事・・湯を張った釜に玄米を入れたせいろをのせる。炊いて、その鳴り具合で吉凶を占うという。神殿そのものも、工の文字形をしたものであって、本殿と拝殿が一体化した珍しいもの。きっとこの神域には、進取のアイデアが満ち溢れているに違いない。