シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



現場速報-10Y邸11日目午後、合板

現場の音で1時過ぎ昼寝から目覚める。以前は車の気安さからコンビニや食堂に食べに行っていたが、今は職人さんもどきとなって、現場から終日動かない。昼過ぎ、10Z邸基礎屋さんと連絡。いよいよ来週から着工。初日地縄確認。2日目地盤改良、3日目掘り方。塀の撤去も追加依頼あって、現地で塀基礎の解体相談しようということに。

宿の予約。地盤調査に行ったとき見かけた現場近くの仕舞屋風旅館に電話、ここはネットでは電話帳にしかのっていないところ。午前中留守録だったが午後通じる。60前後のおばさん風。1泊2食で5500円。感じよさそうなのでとりあえず1泊だけお願いした。

瓦工事は桟打ち、特に問題なく、順調。合板張り、一部胴縁だけでは弱い箇所、補強。ツボメモ。あと墨付けで間違いあって、ようやく胴縁がおさまらないことで発覚。こういうことはよくあるので、造作工事に建て方ダメ工事として1、2人工手直し手間みている。合板胴縁を留める25ミリのビス、コーススレッドとフレキビスあるがどっちと聞かれ、またまた事務所と連絡。結局フレキビスとなるが、量が足りないので買い足すことに。夕方電気配線の残り打ち合わせ。これで1階は終了。とりあえず配線工事は今日で引き上げ予定というので、次回床梁までなら梁上しゃくり大工さんにお願いするので線を仮に流しておいてと頼む。以前は図面指示でしゃくっていたが、今は実際の電線があって体感で分かるようにしている。若い手元さんがいつの間にか居ない。聞くと昼で帰ったという。あとで工務店に連絡すると、朝方棟梁がそのように伝えたというが、あまり記憶になく、まあ言った言わないになる。棟梁代行クムと助っ人のお名前聞いて、クーラーボックスごと保冷剤を家で冷やしてきてもらうよう頼んでみたら、クム快諾でほっとする。なかなか温厚で口数も少ない、いい職人。夕方5時、時間を過ぎても仕事している。きりのいいとこまでやって帰る、あまり時間に厳しいのもね。やはり近くの大工さんは余裕があっていいな。地面掘削から造作開始までが一段落して、今日で私の最前線監理はいったん終了。離陸時のようなもので気が抜けなかったが、明日からは安定起動に乗ってバトが指揮監督に参上する。長丁場になりそうだが、力はつけてきているので。デジカメとメール・電話で交信しながら進めていけるだろう。職人さんたち。17時半退場。シート閉め確認、電源はずし確認。車内整理で18時退場。途中ホームセンターでフレキビス購入。ついでに、ブドウサイダー20缶1箱購入。車飛ばして18時半の電車に飛び乗る。
(いったんお終い