シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



廻日録 11月25日 朔月の候


2011年
ストーブ前にしっかり陣取るアヤコ
金曜日晴れ。冷え込みきつく早朝から薪ストーブ。アヤコもしっかり位置取り。
11y邸 池塗装
8時半新アルト11y邸着。昨日の防水左官終了で、今日はボム1人の黒塗装工事。2度塗りの1日目。一方、シゥー組はチバとジド2人。石積み、池と建物の太刀持ち露払いがほぼ出揃って、いよいよ基礎工事の初日。
トランシット
チバはまず残りの石を用途別に移動整理。ジドは池周りの玉石添え積み、これは終日。チバがユンボ降りてきて、


チバ:「どうしましょう?シゥーはそろそろ来るけれど、まだ30分ありますが・・。ワイヤーがないので石セットできません。」
先生:「そうですね、トランシットもってますか?」
チバ:「はぃはぃ、もって来てます。」
先生:「それやったら建物の最終位置出しできますね。」
チバ:「できます、できます。」
先生:「トランシットをセットして、直角出しましょう。」
チバ:「どこから始めますか?その地点に据えて測量しますから。」
先生:「それが不等辺四角形の敷地の配置がとっても難しいんです。1週間考えてもアイデアでませんから。南は予定通りですが、北側の東西が30センチ東によって、みかんの木あたりが窮屈で。その分道路側は少し余裕あるみたいですし。まるで平行四辺形かと思ってしまって、あちらを立てればこちらが立たず。どう調整したらいいか、実際にやってみるしかないんです。」

まずは建物を東の隣地擁壁に平行にする判断でいいか。そうすると、池のほうにこけてくるので、その分全体に34センチ北側に移動する案だ。結局そのこけた寸法と移動寸法が合っていて、全体が収まるラッキーな展開となった。最近人からベテランと呼ばれたりしているが、これなんかやはりカンが働いた成果だし、自称ベテランになったなぁと感慨。神経戦を終えて午前終了。買い置きの現場デリバリ弁当昼食、昼寝。午後、シゥーが入場。図面くださいと言われるが、その図面が修正し切れていない。配置も最終決定伝えなければ。もうここまで来ると、誰にも相談できない程微妙なことばかりで、最早孤独な決断せざるを得ない。このラインでやります。まずはこのグリーン色の部分掘ってくださいと、ボールペンで色分けして旧図面の手直したものを渡してしのぐ。そのうち1411yご主人入場。よくぞ、おいでくださいまして・・孤独な決断せずに済みました。池の端の微妙に近接のところ、東の擁壁とのゆったりとしたスペース、北東のみかんの木、畑のスペース等々位置関係をご説明、納得いただく。それから基礎の変更、文字通りの束石として自然石使用など説明。場所によっては切り石は階段段鼻に。
11y邸 発掘石
退場された後、巨大な石が基礎予定の真下から発掘。明日にも11yさんに報告相談しよう。17時前キロ。チアに11x邸食品庫棚案オーケー。夕刻、11x様にメール、ブログ。
その11x邸。ゲストハウス泊のバト詰め。オリ、クム別途工事2。タオ左官 中塗り ゲボハウス泊。タラ硝子 9時~1630分 ガラス入れ(済み)。グフタイル(キノ)浴室レール据え付けおよびモザイクタイル。ガス屋 設備機器取り付け、ガスメーター取り付け。



10y邸 トイレ
講義後町屋食
2010年
木曜、晴れ。講義日。10z邸大工2、電気屋1。10ex邸、レベル出し。10y邸、バト。残工事。夕方フェリーで10z邸へ。





2009年
水曜日。


08ex邸キッチン
2008年
火 晴れ。 新アルト 08ex邸8時20分着。 タケちゃん組3人 キッチン搬入 手すり 残材撤収 16時退出。 クム大工 ダメ工事。柿渋手ほどき 桐油 6本目 16時半帰路。 09x邸 シゥー組 解体。