昨今草
さっこんそう
2015年1月2日(金)晴れのち雪。
「思うこと・2」
年末年始は家族復活の時でもある。久しぶりにいろいろな話をして、息子が「死ぬなら枯れるように、老衰死」と言ったことが強い印象に。今の日本で老衰死は、全体の2%?大変難しい。横並びだから、希望する人さえもいるのかあやしい。亡父のことから、同級生の湯川秀樹博士も関心を寄せた「荘子」の自然思想に思いが至る。老衰とは「自然」の成り行きだろう。現代の文化、社会はそのことを隠している、というか妨げている。真摯な話である。住宅設計にも「自然」の成り行きに繋がっていかなければならない。