シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



音楽簿1966年6月25日号







「太陽はもう輝かない」が2週連続トップで揺るぎなく、次週も続く模様。追う「キックス」は▼マークがついてしまった。トップ10は均衡を保って変化が少ないし、強力な新曲もない平穏な今週である。ヒットの世界も梅雨時という事か。2週目の「孤独の世界」が15位に躍進して再来週あたりが首位争いになるだろう。こうやって予想していると、まるで台風情報である。3週目12位の「グリーン・グラス」はポップスの本道を行くGary Lewis & the Playboysの爽やかナンバー。65年2月のデビューが「恋のダイアモンド・リング」で、いきなり№1.以来、ほぼ3か月ごとに「カウント・ミー・イン」、「君のハートは僕のもの」、「涙のクラウン」、「あの娘のスタイル」、「ひとりぼっちの涙」とトップ10ヒットを跳ばしてきた。HITTTABLEがせめて65年2月から始まっていれば、よかったのになぁと思わせるバンドである。欲を言えば64年1月のビートルズ・デビューからとなるが、しかしこれは全て天の采配であるからしょうがない。HITTABLEは66年2月からである事実に、感謝しなければ。全米の6月11,18日は「黒くぬれ」、6月25日は「ペーパー・バック・ライター」が№1である。ビッグネームでありながら14位、21位と上昇の鈍い両曲が、今後この辺りで終わるのか気になるところ。全般的に停滞前線から梅雨明けに向かう7月、真夏のレコード商戦に期待が高まる。