朝6時22分芦屋発に乗ると8時前に着となることがわかった。これより早く行っても快速もないし、ベストの選択ということで、途中駅で乗換えと思っているうちに隣のホームから快速らしき電車が出て行ってしまった。そうか、階段上下して違うホームで乗換えだったんだと思ったときは時すでに遅し。結局17分後の次の快速になり駅8時8分着で現場8時20分着。
すでに土台等の第1便が搬入終えるところ。棟梁、父さん、ミツ、グチ、ユウの5人。まずは土台敷き。文字通り赤身の杉の土台はシロアリも嫌うとされ、実際今まで支障はない。加工された材を検分すると若干標準図と違うところあったのでチェックしておく。スクリューボルト位置なども既に訂正されていたが、手元図面は未修正のまま。ボルト継ぎ手、アゴかけは長さ15ミリ蟻継ぎのサイズも若干違うので、所員Tさんに修正依頼。それから土台先端の処理、これは棟梁の裁量で土台勝ちに出てる。それから大引きの大入れの後、釘打ちは大引き側から。元棟梁のお父さんが「間違ったの誰や?」と釘の打ち直しをしている。土台側から斜めに釘を打つと大引きが競りあがるからだと言う。あいかわらず日照りが強く、午後半ばまで隠れる陰もないので車中で辟易としているうち、土台敷き10時半くらいで終了。
いよいよ建て方。今日はレッカー車来ていないので、手運びで組んでいく。まず北側から。柱半間ピッチのリッチな架構。取り合いが少ない平屋部分で簡単に一列立ち上がる。北側のお隣の駐車場越しに見るとなかなかかっこいい。また周囲のお宅に比べて北側が平屋になっているお家はないので既に存在感が発露しだしている。一段落したのか、昼前に納材第2便来るように棟梁が電話連絡している。日差しが厳しいのか昼過ぎても動きがにぶい。建て方が進まないのは、材待ちのせいもあるかも。
(つづく)