シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



昨今草
 さっこんそう
2014年10月27日(月)雨のち晴れのち曇り。
「モールトン輪行・その3
駅前広場で一連の組み立てを終えて顔を起こすと、おじさんが、微笑んで声をかけてきた。この夏から街中で披露しているが、モールトンにとうとう話が及ぶことになった。かなりのサイクリング愛好者らしい。感慨深く、お話を聞いてみた。「これは後輪のハブに内装変速機が装備されている2段変速モデルやな」「そうです。手動ではなく、ペダルをタップするとローギアとハイギアを自動選択してくれます」「今のモールトンは、ハンドル・ブレーキの途中で分かれる様になってますやん。これ、かなりの年代ものと違います?」・・30年経っても、わかる人にはわかる。ひとりでもいいから、いつまでも評価してもらえるもの、何事何者もそうでありたい。