シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



現場速報-10Y邸2日目午前、基礎工事

ランマー
基礎工事2日目。家を6時半に出て8時40分現場着となる。帰り時間より30分くらいかかっている。まだ時刻表研究がし切れていない。今朝もすでに暑いが、やはり高台の風が救いか。昨日の続きで現場作業にかかっているのは頭領、いぶし銀、赤ターバンの3人。残りの布堀りを終えて、午前中クラッシャーランという砕石を敷く。昨日の通り、固い地盤は砕石なし。砕石はランマーという機械で地面を締め固めする。事務所Nさんと10Z邸構造全般の見直し連絡あり。一応実施設計で構造材の選定は終了しているのだが、製材所に発注をかけるに当たって漏れがないか、おさまりよいか、重要部分の再確認が終わっているかなど、Nさんの厳しいチェックがあればこそ、処理していける。CADから作成したPDFファイルを見ながら電話で相談。


あっという間の午前中、でも4時間は働いているからおなかもすく。お昼は昨日もだが弁当持参。2リットルのサーモス(魔法瓶)に冷たいお茶をいれて持ってきている。何せ車中暑くてたいへんなので。前回10X邸の現場のとき、宿の食事を適宜弁当に詰めて現場で食したのだが、外食に比べゆっくり時間を過ごせるのが気に入って今回もお昼は現場付近から外食に出ないでいるわけだ。しかし、気をつけなければいけないのは、昼休みや他の休みでも、職人さんに近づいたり話しかけないようすることである。休憩の邪魔にならないことはもちろん、変に仲良くならないようにという意味合いもある。もっともこちらも昼寝の時間が惜しいからちょっかい出してる余裕もないが。(つづく)