シーダ・バーンのブログへようこそ。
これから家を建てようと思う人に伝えたい建築家の日々の仕事ぶりを綴っています。
学生さん、社会人の方々にも参考になれば幸いです。
なお、当ブログでは、人物、場所、日時等が特定できるような表現を控えています。



昨今草
さっこんそう
2015年3月2日(月)晴れのち曇り

「駐輪場がない
所用あって大都市Udの30階建てビルを訪問した。電車に乗っても、お供はターン・ヴァージュデュオ。駅を降りて3分もすればエントランス前に運んでくれる優れものだが。どこを探しても巨大な御影石のひろばと巨大な玄関ホールだけで、置き場がない。入り口周辺に、鍵をかけた自転車が数台、自己判断でたたずんでいる。しょうがないから、もう一度折りたたんで袋に入れて、トランク風に引っ張って、エレベータに乗った。25階受付を経て打ち合わせブースまで持ち込んだ。帰りがけに、「このビルには自転車置き場がないんですね」というと、「それ自転車だったんですね」。たぶん、誰もここまでお供を連れて来れたとは思わないだろう。痛快。