ランクのトップはハーマンズ・ハーミッツの「あの娘(こ)にご用心」。
ちょうど来日公演を聴きに行った頃である。
売れっ子P.F.スローンの作詞作曲は名曲ではないが。
全米9位だったと思う。ラブソングではある。
2位以下にそうそうたるグループソングが並ぶ。
TURN! TURN! TURN!はピート・シーガーのフォークソングを
テリー・メルチャーが№1スマッシュヒットに。西欧版「輪廻」。
「静寂の音」は彼らの実質デビューソングで№1。
哲学的過ぎて日本ではこのときヒットせず、数年あとの映画「卒業」まで待ってブレーク。
ビートルズも2年目の後半になると、真摯な歌い方。
途中サビで、life is very short・・などと出てくるこれも№1。
ちなみに「静寂の音」はbillboardでは1月1日2週№1。
「恋を抱きしめよう」は1月8日2週№1。
何とこの2曲は入れ替わりで1か月№1を争った類まれなる名曲の証をもっている。
「輪廻」は昨年12月4日から3週№1だった。
アニマルズのIT'S MY LIFEも人生の歌。
多少高度で全米23位止まりだが、私は買いであったらしく高評価。
ゴードン・ライトフット作のEARY MORNING RAINなどは
ヒットソングと呼べるものか?などなど、
到底数年前の商業ラブソングとは程遠いラインナップ。
アメリカでの1965年の年末のエクスプロージョンが
まだまだ私の中でおさまってはいなかった。
というかこの頃から時代は急変したのではないかと思わせる。
名曲輩出の時代に入ったのであろう。
まだまだ続きます46年前の今時をご期待あれ。